友だちの本

本2冊紹介。どちらも大学院時代からの友人が贈ってくれたもの。献本していただいたのはしばらく前なのだが、ぼくが慌ただしくしていて、御礼を申しあげるのさえすっかり遅くなってしまった。ごめんなさい。

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ひとつは水島久光さんと西兼志さんの『窓あるいは鏡──ネオTV的日常生活批判』(慶應義塾大学出版会)。おまけとして、巻末にエーコの「失われた透明性」が付いてます。

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もうひとつは、関口久雄くんの『メディアのブリコラージュ──つくる・遊ぶ・考える』(冬弓舎)。

どちらもここ数年それぞれがとりくんできた成果をまとめたもの。前者はテレビ研究にあらたな地平を切り拓こうという野心に満ちているし、後者は学生たちと一緒に地道に積みあげてきたメディア実践の活動にもとづいている。いわゆる伝統的な「学術書」の堅苦しいイメージからはほど遠く、しゃれてポップなつくりなのが、とてもいい。

こんなふうに、友人たちが着実に成果をしっかりした形にしているのを見ると、うれしくなるし、はげまされる。かれらが努力しているように、じぶんのするべき仕事をきちんと実現しなければならないのだ。ありがとう。ぼくも、がんばるよ!

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