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10日間

集中講義が終わった。昨年とはいろいろな意味でだいぶようすが異なっていた。この授業は同じ芸術メディア系列の岡本章先生や望月京先生とのチーム・ティーチングなので、三人そろって学生企画の打ち上げに参加したのち、二次会につきあうこともなく、よたよたと帰宅。

8月に入ってからというもの、名古屋のコスプレサミット取材、ゼミ合宿、集中講義と連続して仕事がつづいた。しまいのほうは日にちや曜日がもうよくわからなくなっていた。怒濤の10日間といえばまさにそう。とにかく、これでもう前期はすべておしまい。

切替ねばならないとわかっているのだが、頭も身体も、一晩寝たくらいではそう簡単にリセットしてくれない。今日は新宿まで出た。うたた寝しながら総武線に揺られていたら、幕張から先で線路の路盤陥没のため不通とのアナウンスが入る。ここ数日の大雨やら地震やらの影響だろう。先日合宿でお世話になった伊豆は、だいじょうぶなのかしら。数日ちがったら、ぼくたちも被災していたかもしれない。

以下に、打上の席上で三年生から聞いた話を追記しておく(090812)。

学生だけで作業していた土曜日のこと。日が暮れかかると、どーん、どーんと音がしはじめた。誰かが、東京湾の花火大会だ! と叫んだ。すると食堂で作業していた三年生たちは一斉に席を立ち、ふだんはあまり立ち入らない校舎の高層階をめざして階段を駆けあがっていった。上層階に着くと、花火が見えた。みんな窓にへばりつくようにして、ガラスの向こうに打ちあがる花火をながめた。室内であるにもかかわらず、火薬の匂いと潮の香りが漂ってきた。