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WordPress移行始末(2)サーバ、インストール、テーマ

新サーバ

移転先の新サーバとして、あれこれ探したうえで、エックスサーバを選んだ。5GB、マルチドメイン可、MySQL30個可、WPインストール無制限、月額1050円。共用サーバなのだが、万一ハズレにあたってしまったばあい、サーバの移動ができるという、冗談のようなサービスもある。ウェブサイトにあがっているマニュアル類もそこそこ詳しい。

さっそく申し込む。10日間の試用期間が与えられる。そのあいだに、実際にWPをインストールしていじってみることにした。

インストール

インストールするのはWP2.9.2である。インストールの仕方自体は、案内書や、WPの公式オンラインマニュアルであるWordPress Codex 日本語版、それにエックスサーバのマニュアルを参照すれば、とくに問題なくできる。──はずではあるのだが、基本的なところで、引っかかってしまった。

WPをインストールするために、まずMySQLを設定したのち、WordPress.orgからダウンロードしたWPのzipファイルを解凍する。そうしてできたフォルダの中身をまるまる、public_htmlというフォルダの直下につくったWP格納フォルダ(任意の名前をつける)にアップロードする。

それからブラウザにそのフォルダの絶対パスを入れてアクセスしインストール作業をするわけだが、そのさい「ホスト名」を書き込む欄がある。ぼくはサーバのホスト名を入力したのだが、これが失敗だった。「データベースが見つかりません」とダイアログに冷たく宣告されてしまい、先へ進めず立ち往生。マニュアルをよく読んでいたら、ここにはMySQLのホスト名を入れなければならないのだとわかった。当然といえば当然なのだけど。これで一晩潰した。

テーマ

次はテーマ。組み体裁を指定するテンプレートのことをWPではこう呼ぶらしい。MT時代は小粋空間さん謹製のテンプレートにちょこちょこ手を入れて使ってきた。シンプルでなかなか気に入っていた。小粋空間さんにはWP用のテンプレートもあるが、WPはこのテーマの入替がやりやすいのがひとつの特徴らしく、世界中で膨大な数のテーマが流通している。

いくつかのテーマを試していたところ、いいタイミングで、wp.vicunaの新しいバージョン(2.0.3)が発表された。さっそくダウンロードして解凍し、FTPで上げてみる。ところが、WPの外観>テーマ>使用するを適用して見てみると、うまくいかない。wp.vicunaはテーマ一覧に表示されはするのだが、「使用する」をクリックしても、スキンを認識してくれず、組版のない状態で表示されてしまう。

zipファイルを解凍してできたフォルダをそのままWPのpluginフォルダにFTPであげるというやり方は、vicunaのサイトに書いてあるとおりの方法である。vicunaだけでなく、ほかのテーマもだいたい同様の方法が指定してあるし、それで読み込まれる。vicunaだけがダメ。何度やりなおしても改善しない。

あれこれネットで検索するが、古いバージョンの話だったり、派生型のwp.vicuna.extやcustomの情報ばかり。

そのうちひとつ発見した。

WPの管理画面の外観>新しいテーマの追加から、zipファイルのまま吸いあげて自動で展開させればいいという。そのとおりやってみると、なるほど一発で認識した。

wp.vicunaはとてもきれいでつかいやすい素晴らしいテーマである。だからこそ、サイトの記載だけは修正してくれると、なおうれしい。

カスタマイズ

CSSをいじって、カスタマイズする。WPのファイルを順番にエディタ(mi)で開いて、根気よく読んでゆく。自然言語とちがって、具体的に表現されていることはどこかに必ず記述してある。くりかえし読んでいるうちに、少しずつどこに何が書いてあるかがわかってくる。そうなれば、あとは地道に手をくわえていけばよい。新しいwp.vicunaの体裁は、core.cssというファイルに具体的な記述があるようだ。

FireFoxのプラグインFirebugをつかうと、ブラウザで組版された状態のどの箇所がCSSのどの記述に対応しているかが表示される。FirebugではそのままCSSの書き換えまでできるようだが、慣れた方法のほうが安心なので、Cyberduck(FTPアプリ)とmiの組合せで作業する。「エディタで開く」を選び、miで書き換え、上書き保存すると、そのままアップロードしてくれるので、ブラウザで再読込して確認する。その作業をひたすらくりかえす。

これでだいたい準備は完了。実際には、このあと研究室用に準備しているドメインでWPをインストールしてみたり、SwingBooks用にWPをあらためてインストールしてみたり、そのあと考え違いをして最初にインストールしたテスト用WPを消してしまったり、再度テスト用のを別にインストールし直したりと、いろいろとややこしいことがあったのだが、それらは全部省略する。