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局免更新

局免を更新した。

なんのこっちゃと思われるかもしれない。「局免」とは、アマチュア無線局の免許状のことだ。局免を受けると、コールサインがもらえる。

局免の有効期間は5年なので、そのたびに更新の書類を電波監理局に送って更新しなければならない。しかし、5年もたつと、そんなことはすっかり忘れている。今回も期日にまにあわなかったのだが、なんとか同じコールサインを維持することができた。

そんなふうにして、わざわざ局免を維持している者など、いまや数えるほどだろう。アマチュア無線という趣味は、いまではジャンルとしてほぼ死んでいるかに見える。ぼくも、いちおう古い無線機をもってはいるものの、ふだん扱うことがなくなって久しい。それでも局免の更新だけは続けてきた。

先日、高校時代の友人たちと新宿で会ったとき、そんな話をした。

集まった友人たちのなかに、電気部(という部活があったのです)で無線をやっていたやつが複数いた。とはいえ、あれから30年近くたったのだ。いまでは、さすがに局免を維持している人間は少なかろう(なお従事者免許のほうは一度取得すれば終身有効なのでほぼ全員が所持している)。そう予想してのことだった。

ところが、話は予想を大きく裏切るのだった。ちゃんとしっかり局免を維持している者がいたのだ。そればかりか、昨年1アマまで取ったという。1アマというのは「第1級アマチュア無線技士」のことで、アマチュア無線の最高の資格である。

かててくわえて、本職とはべつに、JARL(日本アマチュア無線連盟)の、なんだかよくはわからないが、エライひとでもあるらしい。世間の変化などものともせず、無線魂一直線。恐れ入りました。

もともと高校時代の友人たちは、どういうわけか、ちょっとおかしな連中ばかりなのだが、この歳になってもあいかわらずであった。