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酒田を歩く——春の庄内散歩旅その3

庄内散歩旅その2では笹川流れの塩工房の話を書いた。そのつづき。

鼠ヶ関を越えて山形県に再突入した。そして鶴岡で加茂水族館を見学した。クラゲ展示で世界一を謳う水族館である。ここにクラゲを見にいく、というか、クラゲ展示のようすを見にゆくのが、主目的といえば主目的だったのだ。この話は「さんぽのしっぽ」に書くので、そちらでお読みいただければさいわいです。ここではおまけとして、館内で見つけたクラゲのイラストを掲載。

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加茂水族館をあとにしてR112を走る。

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庄内空港の下をくぐり、松林のなかを抜ける。このあたりは、日本海側を走っているとしばしば出会うような砂地である。

やがて酒田市内へ入る。土門拳記念館に寄ってみた。ここの建築は谷口吉生の設計。いかにもモダニズムという感じで、ぼくは好きである。

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イタリアで土門展がひらかれるとかで、全体像を紹介する同内容の展示がおこなわれていた。

ホテルは酒田駅前にあった。以前は東急ホテルだったところが、いまは地場の経営に変わっていた。

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建物はそれなりに年季が入っているものの、これでも酒田随一の高層ビルとのこと。最上階の部屋からは庄内平野が一望できた。

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駅は、東北の街によくあるように、市の中心部から離れたところにある。そして当然のように閑散としている。

街中を散歩してみた。風が冷たくで凍えそうなくらいだった。

狛犬かとおもったら、お稲荷さんだった。なぜか鉄柵にかこわれていた。

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古い建物も残っていた。昭和期の建物だろう。1976年の酒田大火にもあわずにすんだのだろうか。

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街並みは静かだった。商店街のようすは、ちょっと寂しすぎる。

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晩はホテルの近くのお寿司屋さん「」でいただくことにした。

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これはウマヅラハギ(だったかな)。肝がのっかっている。珍しい魚というよりも、よく知っている魚が新鮮においしくいただけるような印象だった。

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大将によれば、とにかく魚の種類が豊富というのが庄内の海の特徴なのだとか。ごちそうさまでした。

その4につづく。

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