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映画『BabyBabyBaby!』

前回書いた『スタートレック』につづいて、こちらも出産がらみの作品。そしてたぶん、これまでのところ、ぼくが観たなかでは今年のワーストである。 本ブログの──というより、ぼくの個人的態度として、とりあげる作品にたいして根本的なところで敬意...
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映画『スタートレック』

映画『スタートレック』(J.J.エイブラムス監督)を観た。カーク船長が船長としてUSSエンタープライズ号を指揮するようになるまでを描くSF大作である。VFXもアクションシーンも、そこはハリウッド。よくできている。 劈頭、カークの父が殉...
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映画『グラン・トリノ』

クリント・イーストウッド監督・主演。良い作品である。でも、きっと映画狂を自認するひとたちが、過去のイーストウッド作品やら映画史的記憶やらと結びつけていろいろ言いたいだろうし、現に言っているだろうから、その路線でぼくの出る幕などない。 ...
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映画『おっぱいバレー』

1日は1000円で映画が見られるためか、この作品もかなりの人出だった。 作品としては全体に小粒で、それなりに見られるが、これといったストロング・ポイントも見あたらない。シンプルなつくりは好感がもてる反面、物語の話型がむき出しで、人物設...
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映画『フロスト×ニクソン』

合州国史上最大のネタキャラであるニクソンを題材にした作品。もとは舞台だが、よく映画的に消化してあり、見応えがある。 テレビの人気司会者にしてコメディアン、デイヴィッド・フロストが、大統領を辞任したニクソンにインタビューを申し込む。ニク...
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映画『小三治』

柳家小三治師匠のドキュメンタリー。 寄席、楽屋、旅先、稽古場。小三治の出かけるところならどこへでも、カメラがとことこついてゆく。つかず離れず、奇をてらわず、小三治に寄り添いつづける。その間合いがいい。 小三治の口をついて出てくる...
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ラーメンガールとホノカアボーイ

前者は2月に観た。後者は最近観たばかり。たんに行き当たりばったりに観たにすぎないのだが、あとから考えみれば、双子のような作品である。 前者は、米国から日本へやってきて、ラーメン屋で修業することになる二十代半ばの女性が主人公。後者は、日...
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映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』

WBC、優勝おめでとう。延長に入ってからは、もうテレビを見ていられませんでした。 さて、このところ観た映画のなかで、予想外に(といっては失礼なのだが)面白かったのがこの作品である。二度観た。シリーズ第一作『チーム・バチスタの栄光』は原...
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映画『ヤッターマン』

『ヤッターマン』(三池崇史監督)を観た。 アニメの名作の実写映画化というと、設定だけ借りて、実際にはまったく別の物語をつくるケースが多い。しかも得てしてそれで失敗する。この映画はその正反対。1970年代のアニメの設定とパターンをまるっ...
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映画『ロシュフォールの恋人たち』

ぎっくり以前(B.G.)に観た『ロシュフォールの恋人たち』。不勉強を恥じるべきだが、初見である。 『シェルブールの雨傘』が悲恋ものなら、こちらは黄金期のハリウッド産ミュージカル・コメディのフランチ解釈版。完成度の高さなら圧倒的に前者の...
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