自然の風景

桜を見にゆく 2

土曜日の桜は咲きはじめたばかりといったようすだった。 翌日の日曜日もぽかぽか陽気だった。気温はどんどん上がり、昼過ぎには22℃に達した。東京では桜が満開、史上二番目の早さ、とのこと。 里見公園の桜も、一晩でいき...
自然の風景

桜を見にゆく 1

里見公園まで桜を見にいった。土曜と日曜、二日つづけて。 まず土曜日。桜は、ちょうど咲きはじめたところだった。 ふだんは通りに雪洞が吊され、屋台が出て、芝生広場では出し物があったりしてにぎやかなのだが、今年はそういったイ...
生活の道具

誕生日の芝焼き

前回書いたような事情で、ぽっかり予定があいてしまった。 そこで、庭の芝生を焼くことにした。芝が芽吹く直前のこの時期に芝を焼くのだ。枯れた芝だけでなく、地面に落ちている雑草の種なんかも焼いてしまう。若草山でやっている野焼きみた...
メディア論の視座

幻の卒業式と誕生日

昨日3月18日は、本来であれば本務校の卒業式のはずだった。しかし、ご多分に漏れずCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大予防対策の一環ということで、中止された。 卒業式の中止は3.11直後のとき以来である。それでも9年前は...
その他の散歩旅

閑散の東海道をゆく

ふだん世間から距離をとるように暮らしているが、それでも無縁というわけにはいかない。前回(「風紀委員と買い占め者——9年目の自粛ムード社会」)も書いたとおり、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)にかかわる自粛ムードの蔓延には、しばし...
メディア論の視座

風紀委員と買い占め者 —— 9年目の自粛ムード社会

いわゆる「3.11」から9年経った。ぼくたちは再び「自粛ムード」が蔓延する社会のなかにいる。 問題にしたいのは、自粛それ自体というより、自粛ムードについてである。ここでいう「自粛ムード社会」とは、COVID-19(いわゆる新型コロナ...
著作・寄稿のお知らせ

『スノーデン 独白』の書評を執筆

『スノーデン 独白——消せない記録』(河出書房新社)の書評を執筆しました。『週刊読書人』2020年2月28日号に掲載されています。 本書はエドワード・スノーデンの自伝。スノーデンは、アメリカの諜報機関にコンピューター・エンジニアとし...
生活の道具

15年目の薪ストーブ

わが家の薪ストーブは15年目のシーズンを迎えている。 SCANというデンマークのメーカーのCI-8GL CBという機種だ。カタログ上のスペックでは定格出力7.0KW (6020kcal)、最大出力9.0 (7740kcal)で、暖房...
映画を観る

ゾンビ化した『スターウォーズ』

『スターウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』は巷間さんざんな言われようである。 たしかにどのシークエンスも既視感満載だし、お話はご都合主義もいいところだ。チェイスにはアイディアがなく、チャンバラには様式というものが欠落...
映画を観る

『あこがれの空の下』――教科書のない小学校の一年間を追う

ドキュメンタリー映画の話題がつづいているが、さらにもうひとつ。教科書のない小学校の一年間に密着したドキュメンタリー映画『あこがれの空の下』をご紹介する。 監督の増田浩さんとは、昨夏ウクライナの首都キエフでたまたま...
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