アトラクションの日常

メディア論の視座

ジョンソン・タウン──アメリカ的サイタマ、サイタマ的アメリカ 2/2

ジョンソン・タウンは、ディズニーリゾートと同類でありながら、大きく異なる点がある。そのひとつが境界管理の仕方である。 ディズニーリゾートは、どこまでも「夢の国」を徹底するために、その領域は明確な境界によってがっちり囲い込まれ、内部から...
メディア論の視座

ジョンソン・タウン──アメリカ的サイタマ、サイタマ的アメリカ 1/2

「ジープの機能美展」のあと、入間在住の大学院生ヤダに案内してもらい、ジョンソン・タウンへ行ってみた。 ジョンソン・タウンとは、入間市の中心部にある住宅街だ。あるディベロッパーがその一帯を再開発・管理しているのだという。米国ふう...
その他の散歩旅

列車のさみしさ

ゼミ旅行に行ってきた。今年は北海道、昨年が長崎だったから、ちょうど逆。「この時期安いのは寒いところだよ」と、旅行代理店に相談にいった合宿係が、カウンターのおにいさんに勧められた結果なんだそうである。 ゼミ生たちは、ヒートテック...
著作・寄稿のお知らせ

メディアとしての……

日本マス・コミュニケーション学会の学術雑誌『マス・コミュニケーション研究』第78号が刊行されました。「メディア文化研究の課題と展望」という特集が組まれており、ぼくも論文を寄稿させていただきました。 題名は「メディアとしての……──暗黙...
ディフェンダー110

ディフェンダー「ひるね号」

納車からひと月半が経過したランドローバー・ディフェンダー。この間の走行距離は約1400kmだ。一度名古屋へ往復したので距離は伸びたものの、まだまだ慣熟とはいいがたい。インプレッションというほど大したものではないが、ぼくなりの印象を簡...
メディア論の視座

行方不明

メールを送ったのに連絡がないのだが……と、発信者から別のルート経由で訊ねられた。 そんなメールを見た記憶はないなあ、行方不明か。ということは……あわてて迷惑メールフォルダを探しまわると、はたして、当該メールはそこに静かに埋もれていた。...
その他のお知らせ

文化人と博物学者

秋学期が始まって大学へ出たところ、何冊か御本をいただいておりました。ありがとうございました。2点をご紹介します。 まず『文化人とは何か?』(東京書籍)。編者は、大学院の後輩にして若い友人、加島卓・南後由和の両くん。まだ若いのに...
その他の散歩旅

陸にあがった潜水艦

呉に来ている。「てつのくじら館」というミュージアムに行った。海上自衛隊呉史料館というのが正式名称。海自の広報啓蒙施設であり、展示内容は掃海と潜水艦だ。退役した本物の潜水艦あきしおが鎮座し、じっさいに発令所など見学できる。 それ...
メディア論の視座

車窓都市

名古屋芸術大学で特別講義をしてきた。『アトラクションの日常』を読んでくださったという津田佳紀先生からお誘いいただいたのだ。とてもありがたいことである。 名古屋駅から名鉄にゆられて15分ばかり。その大学のあるあたりは、かつて西春町とよば...
メディア論の視座

すべてがネタになる

事業仕分けのネット中継が話題である。動画中継も大規模におこなわれるようになったものの、あらためて思ったのは、Twitterが実況にいかに向いているか、である。これでキャノンボールみたいなことをやったら、さぞ面白かろう。 ところで、こう...
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