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クジラとカメラ

NHK「クジラと生きる」をみた。Twitterで「ダーウィンが来た」と番組名を混同したツイートを流したが、あれは勘違い。Nスペでした。

イルカ漁を告発的に描いた映画『ザ・コーヴ』に対抗する意図があったのか、太地町のクジラ漁師たちに寄り添うつくりだった。当然、反捕鯨団体の行状は、そちら側から映しだされる。

団体のひとびとが太地町に常駐している。多くは白人で、英語しか話そうとしない。手にビデオカメラを持ち、漁師たちには理解できない英語で侮蔑の言葉を投げつける。10万円やるからクジラを逃がせと(英語で)漁師に迫ったりする。隠し撮りもする。

ようするに、クジラ漁の「非人間性」を世界に告発するという目的のためならば、挑発や犯罪に近い行為であれ、なんでもする。それが正当化されるのは、じぶんたちが「正義」に従っていることを信じて疑っていないからだ。

かれら(太地町にいる反捕鯨団体の白人たち)がずるいのは、一方で「正義」を掲げながら、その実、じぶんたちはつねに安全地帯に身を置いているからだ。太地町で何がおきようと、かれらには何も失うものがない。かれらはただ「正義」にもとづき「告発」する。じぶんのことを「正義」だと信じる者ほどたちの悪い人間はいない。

で、そんなことを《あ》と話していたら、《みの》(高校生)が介入してきた。そういうことはこの家のなかではもう合意しているのだから、くりかえし話していても仕方ないだろう、捕鯨の立場をもっと理解してもらえるようにアピールする方法を考えたほうが建設的ではないか、というのだ。

もっともな主張である。で、さらに議論になった。

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最近の散財:LX5+LC-2

パナソニックのLumix LX5を買った。すでにリコーのGX200を気に入ってつかっている。機能的にはモロかぶりなのだが、この手のハイエンド・コンデジがけっこう好きなのである。

LX5で何がいいといって、16:9の画角、つまりHDと同じ画角での撮影が可能であることだ。しかも撮像素子をマスクするのではない、というのもいい。

  ▲LX5で撮った写真。遠くにそびえるのがスカイツリー

  ▲これもLX5で撮った。JPEGで撮影、サイズ以外は無加工

良い点ばかりではない。使い勝手のうえで大きな問題がある。レンズキャップが、一眼レフと同じように、いちいち手ではずすタイプのものなのだ。一眼ならレンズの径が大きいからまだしも、コンデジのレンズではひじょうに扱いにくく、しばしばレンズに指が触れてしまう。先代のLX3のころから不評だったようにおもうのだが、LX5でも改善されていない。

やはりLX3時代からネットでよく知られた対応策がある。リコーの自動開閉キャップをとりつけるという裏技だ。

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GX200+VF用のケース

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GX200用のケースが届いた。

購入時の記事で、suonoのGRD3用ケースがそのままつかえると書いたのだが、けっきょく同じsuonoのLumix GF-1用のケースを買うことにした。

理由は3つある。

第一に、GRD3用でもGX200本体は収まるのだが、ややタイトであり、とくに急いでいるときなど、実使用時に出し入れしにくそうにおもわれた。もう少し寸法に余裕がほしい。

第二に、ぼくの買ったGX200はVFキットである。ファインダーを付けた状態で収まるケースが望ましい。ファインダー装着状態で寸法を実測したところ、このGF-1用がほぼ適合しそうにおもわれた。

第三に、寸法上の違いにかかわらず値段は同じ。

というわけで、ややチャレンジングではありながら注文、二日で到着した。さっそく試して見ると、狙いどおりにちょうど収まる。よかった。

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ふたつのケースをならべてみた。ほぼひとまわり、大きさに違いがある。この差は実質的にはファインダーの有無に拠る。素のままなら、GRD3用ケースでもほとんど問題ないだろう。


なまずくん

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「まなずくん」とは《くんくん》の部屋履きのことである。

ある日、部屋履きに目玉とひげとしっぽをつけるのだと言いだした。かれが独力で発案したわけではなく、学校の授業で教わってきたらしい。《あ》に手ほどきしてもらい、うまれて初めて針と糸をつかって縫いつけた。完成まで二日がかり。ずいぶんと誇らしげにカメラに収まり、うれしそうに履いている。

なまずくんは、なぜか「うろこ」をもっている。胴体にはない。ひれとしっぽに付いている。


鰯に柊

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柊鰯(ひいらぎいわし)。節分の魔除けだという。

大門通り商店街で発見した。実物を見たのは初めてだ。テストとトレーニングを兼ねて持ち歩いているGX200でさっそく撮影。ズームで寄ってみた。マクロで撮ったほうがよかったかな。


またカメラを買う

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またカメラを買った。2月は入試シーズンであり、個人的には物欲の風が吹き荒れる季節でもある。

買ったのはリコーのGX200である。もうVFキットしか残っていなかった。ヨドバシで値札57900円(ポイント15%)のところ、いろいろ話して53000円(ポイント15%)で予備バッテリをおまけしてもらった。

GX200にしたのは、同じリコーのGRD3を気に入ったからだ。GRD3は単焦点なので、これとは別にズーム付きのものが必要になったのだ。

とはいえ一年半前発売の古い機種である。リコーの現行機種はGXRというやつなのだが、これがレンズ・撮像素子のユニット交換式という摩訶不思議な方式を採用した代物だ。でかくて重く、おまけに高価。選択肢には入れられない。キヤノンのG11あたりでも悪くはないのだが(値段も安いし)、ちょっと大きくて重い。大きく重いのでよければ、一眼を持ちだせばいいに決まっている。コンパクトでそこそこの画を撮ることができるから意味があるのだ。となると選択肢はあんがい狭い。やはり2008年夏発売であるパナソニックのLX3と迷った末、レンズの出来と操作系を考えてGX200を選んだ。

ネックストラップは児島商店の革製のものを発注した。GRD3もこの製品で吊っている。細身で目だたず、ぐあいがよい。

問題はケースである。ヨドバシあたりで売っている汎用品に良いものはない。GRDにせよGX200にせよふつうのコンデジとちがって横のまま吊ることができる。その状態で出し入れができるケースがほしい。

GRD3用にはsuonoの専用ケースを手に入れた。以前に買ったMacBookAir用インナーが個人的にヒットしたのである。素材も仕上げもデザインもたいへん気に入っている。

しかしsuonoのラインナップにはGX200用と明示されたケースはない。GRD3用ケースのページには「「リコーGX200」はサイズが異なりますので本ケースに収納することはできません」とわざわざ注記してある。ところが、試しにGRD3用ケースにGX200(別売りレンズキャップ付き)を入れてみたら、ややキツくはあるものの、ちゃんと収まる。なんだ、これでいいではないか。

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というわけで、GRD3用ケースをまた注文しなければならない。

なお本記事の写真2枚は古いIXYで撮った。


東京の夕景

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雲の見本市のような夕空だった。中央に東京スカイツリーの影がみえる。GRD III で撮影。Pモード、絞りf/4、シャッター速度1/400、露出補正-0.3、ISO64。


GR Digital III

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リコーのデジカメ GR Digtal III を買った(この写真はD300で撮ったもの)。

もともと広角が好きなので、28mm単焦点のGRレンズはうれしい。過去の二代は見送ってきたが、三代目は発表の時点で、もう買うつもりでいた。先日Amazon.co.jpでの販売価格が60000円になったのを機に、いつも行く秋葉原のヨドバシカメラに出かけていった。

ヨドバシの値札は、発売以来ずっと79800円だ。事前にネットで、価格.comやキタムラの相場は調べてある。店員さんにダメモトで「最安値と同じでなくてもいいのですけれど」と相談をもちかける。ヨドバシの延長保証をつけたいので、条件があえば買いたい。話は早く、Amazon.co.jpの値段を基準に、その10%増しの66000円(税別)でまとまった。10%増しの根拠は、ヨドバシのポイントをつけてもらうためである。

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さてGRDIIIのファーストショットがこれ。羽田空港ターミナル1に展示された鈴木康広さんの作品「まばたきの葉」である。シンポジウムに登壇する直前に撮った。オート撮影モードで、ほぼカメラにおまかせ。RAWで撮影したが、とくに調整することもなく、そのままJPEGに書き出してみた。

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こちらの写真は散歩の途中に撮った。やはりRAWで撮影し、JPEGに書き出したもの。f4.5, 1/2000, ISO64。Apertureで露出をやや暗めにし、ホワイトバランスも若干いじって、赤かぶり気味だったのを調整してある。

あれこれ細かく設定できるのがGRDの売りだという。ぼくはまだ、まるでつかいこなせていない。とくにカメラに詳しいのではなく、ただ写真が好きなだけだから、道理ではある。少しずついじっていきたい。


羊蹄山に登る(下)

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お鉢をめぐるには左右どちらから攻めてもよいが、真狩口からなら山頂までは反時計回りが距離のうえでは近い。それに、見たところ山頂付近(東側)は岩場だが、西側はなだらかだ。ならば余力のあるうちに岩場を越えておきたい。

ストックをたたみ、岩場にとりかかる。ところがこの岩場が難物だった。ルートは白いペンキでところどころ示されているが、それでもわかりにくい。大きな岩を乗り越えてゆくと、その先がスパッと切れ落ちていたりする。岩場は巨大な岩が複雑に組みあわさっており、足の置き場もない。うっかりしたら数百メートルも一気に滑落しそうだ。今日は晴天でほぼ無風だからまだしも、雨や風があればひじょうにむずかしい箇所であろう。すでにもう十二分に足腰ヘロヘロ状態なのも追い打ちをかける。おまけに、トキナーの広角ズームレンズ(AT-X124DXII)を買ってうれしかった勢いで、ついついD300を首からぶらさげてきてしまった。これが重くて邪魔で、乏しい体力をなお奪う。

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標準タイム30分とあるところを40分くらいかけて山頂に到着(1025)。記念写真を撮り、しばし休憩。札幌方面の山々が見える。詳しくは知らないが、遠くに見えているのは、おそらく芦別あたりの山ではないか。《あ》に登頂記念のメールを送ろうとiPhoneをとりだすが、あいにくソフトバンクは圏外。隣に坐ったひとのドコモは圏内だそうなのに。しっかり頼みますよ、孫さん。

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山頂のすぐ北側に一等三角点が設置されている。その先は徐々になだらかとなる。小ピークごとにケルンが積んである。比羅夫側のピークには三等三角点も設置され、その陰にシマリスが身を隠していた。本人としては隠れたつもりなのだろうが、大きなしっぽが丸見えだ。九合目から上では、何度もシマリスが登山道を横切る姿を見かけた。

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ゆっくりとお鉢めぐりをしてまわり、旧小屋跡に到着。ここで昼食。昨夕コンビニで買ったパンをかじる。《くんくん》くらいの女の子二人を含む家族連れがカップ麺をすすっている。かれらはまだまだ余力十分といったようすだ。はりきって先に下山していった。

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ぼくはといえば、天候と展望のすばらしさに、なかなか下山する気になれない。双眼鏡をとりだす。ニセコは目の前だ。アンヌプリの背後には岩内が見え、さらに泊原発、積丹半島の海岸線がきれいに見わたせる。その向こうは日本海だ。長万部から黒松内へ抜ける回廊の上にはわずかに雲が出ており、その上には大平山と狩場山の島牧の山々がどっしりとした山容で鎮座している。左手には遊楽部、さらにその左遠くには大千軒、もっと左にパンすれば駒ヶ岳に噴火湾、そして洞爺湖。けっきょく一時間もここに坐って、目の前にひろがる道南の地形のパノラマをながめていた。

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1230下山開始。往路はひたすら上りだったから、今度はひたすら下りである。下っても下っても、なお下る。上りも苛酷だったが、下りも厳しい。膝に痛みが走り、足の踏んばりが効かない。よくまあこんな道を上ってきたものだと呆れたような気持ちになる。ぼくがのろのろ下山していると、あとからきたダブルストックの札幌の女の子に追いつかれ、さらに山頂と旧小屋で少し言葉をかわした大阪の男の子にも追いつかれた。三人で即席パーティを組んで下りる。ふたりともぼくよりはるかに若くしっかりしているので、かれらにはさんでもらっって歩く。むしろかれらに助けてもらってなんとか下りられた、といったほうがいいかもしれない。ふたりとも、本当にありがとう。そういえば、今回の登山でおどろいたのが、登山者に若者の占める割合が大きかったことだ。つい数年前とはえらい様変わりである。

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1545登山口にぶじ帰着した。

ふりかえると羊蹄は夕日に身を染めていた。終日雲ひとつなく、おそらく一年間のうちでこんなに天候に恵まれる機会はそうないだろう。しかし、きつかった。登山者用駐車場で札幌へ帰る女の子を見送り、自前の交通手段をもたない大阪の男の子(朝は同宿のお客さんの車に便乗して来たらしい)をつれてまっかり温泉へゆく。風呂上がりに休憩室へいくと、「今日は足裏マッサージの日です」と貼り紙が出ていたので、迷わずお願いした。

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いよいよ日は暮れかかり、羊蹄の山頂にもとうとう雲がかかりはじめた。大阪の男の子をニセコの宿に送り届けたあと、80km近く離れた島牧へ向けてランクルを走らせた。

羊蹄山に登る(上)を読む


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おむかえの帰り、見上げると虹がかかっていた。くっきりと濃い色の虹。そして、その外側にもうひとつ、薄い虹。午後にふりだした雨が、ちょうどあがりかけていた。あわててカメラをとりだしてきた。ほどなくして日が暮れ、虹は二本とも姿を消した。


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