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	<title>散歩の思考 : SwingBooks.jp &#187; ミニマム、シンプル、ファンダメンタル | 散歩の思考 : SwingBooks.jp</title>
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	<description>明治学院大学文学部芸術学科准教授、長谷川一のブログ。</description>
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		<title>ミニマム、シンプル、ファンダメンタル</title>
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		<pubDate>Tue, 06 Dec 2011 02:00:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[アトラクションの日常]]></category>
		<category><![CDATA[デジタルストーリーテリング]]></category>
		<category><![CDATA[メディア論的に考える]]></category>
		<category><![CDATA[執筆以外の活動など]]></category>
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		<category><![CDATA[身体]]></category>

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		<description><![CDATA[先日のレクチャーでは、これまで取り組んできたワークショップについて話をした。 やっているワークショップはたくさんある。その中から今回は「デジタル・ストーリーテリング」と「自己紹介ツールを発明する」という二つのワークショッ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>先日のレクチャーでは、これまで取り組んできたワークショップについて話をした。</p>
<p>やっているワークショップはたくさんある。その中から今回は「デジタル・ストーリーテリング」と「自己紹介ツールを発明する」という二つのワークショップを中心に紹介した。前者は作品のみウェブで公開しているが、後者はほぼ初公開だ。そして、そうした実践的な取り組みから、拙著『アトラクションの日常』へとつながるメディアと身体という問題系をどう見出してきたのか、その道筋を簡単にお話しした。</p>
<p>よく考えてみれば、明学に赴任して以来じぶんがやってきたワークショップの実績をまとまった形で発表したことは、一度もないのだった。かつてのメルプロジェクトの仲間たちであっても、いまのぼくが何をやっているのかは、たぶんよく知らないだろう。</p>
<p>学会のような場所で発表するという手もあるのだが、ぼくの知っている学会は、残念ながらそういうものを受け入れるような空気があるとはいいにくい。もちろんそれでも発表しないよりはしたほうがいいという考え方もあるだろう。だが個人的にあんまり気がすすまないのだから仕方ない。それよりも、目の前の現実にきちんと向きあうことのほうが大切だった。ただ、まとめるなら本にしたいという思いは強くあったし、いまもある。エッセイや論文のなかでとりあげたりはしてきたが、いずれも断片的であった。</p>
<p>だから、ぼくがどんなことをしていて、どんな蓄積があって、そこから何を考えてきたのかということを、まがりなりにも少しはまとまった形で提示できたのは、今回が初めてだった。ぼく自身そんな話をしてみたいという気持ちになることができたのは、それを受け入れてくださるような場を与えてもらったからだった。それが可能だったのは、分野は異なるといえども関心の核心みたいなものが共有されていたからだろう。僥倖であった。感謝します。</p>
<p>参加者の方との討論も活発で刺戟的だった。</p>
<p>「デジタル」というから、よほどテクノロジー中心的な話なのかとおもったら、逆にものすごく生々しく、作り手の学生たちの生の姿が鮮明に浮かびあがっていたのが印象的だったというご意見をいただいた。デジタルであろうがなんであろうが、それこそが「作品」を成り立たせる最初にして最終的な軸である。必死で課題に取り組んだ学生たちが聞いたなら、きっとよろこんだにちがいない。</p>
<p>なぜ「じぶん自身」がテーマなのかという質問もいただいた。たぶん理由は二つある。ひとつは、「自己」なるものをどう捉えどう考えるかは、すべての基礎にあるからである。もうひとつは、ぼくの発想の基礎にあるのが（「放送」ではなく）「映画（ただし物語映画の水準ではない）」だからであろう。</p>
<p>いまぼくが取り組んでいるワークショップはいずれも、ミニマムでシンプル、かつファンダメンタルなものだとおもっている（格好つけていわせてもらえば）。ぼく自身がハンドリングできる範囲を越えないようにしているので、キャッチーなことはできないし、しない。その代わり、その範疇においてはとことん自由で、思いきり創意をこらす。</p>
<p>あくまで大学の授業という枠組みのなかにおいて、目の前にいる学生たちを相手に、お金をかけず（そもそも予算がないのだが）、流行の事象も追わず（そもそもそんな余裕がないのだが）、身のまわりにある最小限の素材と機材でまかないながら（そもそも高価な機材を扱えるような環境にない）、「自己」なるものの声を聴き、そこに向きあい、問いなおす。</p>
<p>主眼は、メディアを使う方や技法の習得、既存のメディア産業の真似事をすることではない（それを否定しているわけではない）。ワークショップの過程をとおして、メディアを考えたり、メディアから、文化や社会について考えたりするような視座を養っていくことだ。そして実際、そんなふうにして、学生たちは成長していってくれている。</p>
<p>同じことは、ぼく自身にとっても当てはまる、何かを教えたり広めたりというよりも、ワークショップの経験で得た疑問や気づきをもう一度メディアの思想的な枠組みにフィードバックさせてみる、というようなスタンスで取り組んでいる。</p>
<p>今回話をしてみて、おもったこと。機会があったら別のワークショップについても話をしたい。そして、より包括的な形できちんとまとめてみたい。</p>
<p>──と書いたところで、そろそろデジタル・ストーリーテリングの授業に出かけなければならない時間になった。</p>
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		<title>世田谷パブリックシアターのレクチャー</title>
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		<pubDate>Thu, 24 Nov 2011 01:00:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[お知らせ・紹介]]></category>
		<category><![CDATA[デジタルストーリーテリング]]></category>
		<category><![CDATA[執筆以外の活動など]]></category>
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		<description><![CDATA[12月2日の夜、世田谷パブリックシアターでレクチャーをさせていただきます。 http://setagaya-pt.jp/workshop/2011/11/post_235.html 担当するのは「ワークショップの手法」と [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>12月2日の夜、世田谷パブリックシアターでレクチャーをさせていただきます。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://setagaya-pt.jp/workshop/2011/11/post_235.html" target="_blank">http://setagaya-pt.jp/workshop/2011/11/post_235.html</a></p>
<p>担当するのは「ワークショップの手法」という3回連続講義の3回目。</p>
<p>デジタル・ストーリーテリングなど、これまで実践してきたワークショップの経験をもとに、身体・物質性・活動といったことについて、お話させていただくことになりそうです。</p>
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		<title>夏のワークショップ</title>
		<link>http://swingbooks.jp/2011/08/14/workshop_in_summer/</link>
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		<pubDate>Sun, 14 Aug 2011 03:13:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[執筆以外の活動など]]></category>
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		<category><![CDATA[授業など]]></category>
		<category><![CDATA[明学]]></category>
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		<description><![CDATA[今年も集中講義（芸術メディア論特別演習）がぶじに完了した。毎年書いているように、「講義」と謳ってはいるものの、実質はワークショップである。今年も「なぜ働くのか」というテーマで学生たちが3日間（土日を入れると5日間）議論し [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今年も集中講義（芸術メディア論特別演習）がぶじに完了した。毎年書いているように、「講義」と謳ってはいるものの、実質はワークショップである。今年も「なぜ働くのか」というテーマで学生たちが3日間（土日を入れると5日間）議論し、それぞれのグループの考えを上演形式にまとめて発表した。</p>
<p>受講者数64名は、この授業始まって以来の最多記録を更新した。会場となった白金キャンパスのアートホールは真夏の江ノ島海岸みたいな状態だった。同じメディア系列の岡本先生、望月先生と3人で、その熱気のなかで指導にあたった。</p>
<p>学生たちはじつにまじめに課題に向きあい、最後までよく考え抜いてくれた。ぼくの授業はふだんからワークショップ形式のものが多い。だから、その過程でかれらひとりひとりからいろんな話を聴かせてもらう。初めはステレオタイプなことをしゃべっていた学生に、あるとき「じぶんの言葉」で話し始める瞬間が訪れる。そうなると、ひとりひとりがとてもおもしろく深い話を聴かせてくれるのだ。集中講義のばあい、それを数日間に圧縮したような濃密さをもつため、通常の授業とはまた少し趣の異なる部分がある。うまく作用すれば、それが独特の経験をもたらしうる。</p>
<p>昨年度から感じていたことだが、今年の3年生たちは全体として良い意味でまじめで、温かい雰囲気がある。そうした雰囲気を土台にした上で、かれらの資質がより発展的に開花したような5日間となった。</p>
<p>もちろん最終的な発表のクオリティには、グループによって出来不出来はある。だがこの授業でより重視しているのは、そこにいたる過程のほうだ。その過程において、逃げたりごまかしたりせず課題に正面から向きあい考え続けるという姿勢を全うできるかどうかによって、この授業から何をどれだけ学ぶことができるかが決まるような気がしている。</p>
<p>このなかから、じぶんなりの課題を探して卒論として取り組んでみようという気持ちをもった学生たちがあらわれてくれるとうれしい。</p>
<p>そしてもうひとつ特筆しておきたいのは、この授業をスタッフとして支えてくれた4年生たちである。</p>
<p>会場運営と記録との2班にわかれ、ひと月前から丹念に計画をたて、綿密に準備してきた。会場を借りて何度もリハーサルをした。授業期間中は朝早くから夜遅くまで、疲れたという顔も見せずにがんばっていた。</p>
<p>それらはすべて4年生スタッフたちが自発的に進めてくれていたので、ぼくはほとんどまかせっきりだった。受講した3年生のリフレクション・シートには、てきぱき動いて3年生を支えたり、ときには親身に話を聴いてくれたりした4年生の姿に励まされたという記述がいくつも見られた。</p>
<p>その4年生スタッフたちは、たんなるお手伝いではない。かれら自身の得難い勉強の機会でもあることをよく自覚している。かれらも、昨年は受講者としてこの場にいたのだった。今年は一転して運営サイドから参加してみると、受講者の立場にいたときではまったく見えなかったものが見えてくる。そうした経験を糧として、4年生もまたこの期間をとおして大きく成長してくれる。そういう姿を間近で見ていられるのは頼もしくもあり、うれしくもある。</p>
<p>例年であれば、集中講義が終われば前期の授業はさしあたり完了するところだが、今年は3.11の影響もあってそうもいかず、お盆あけにゼミ合宿へ出かけて行く。今度は4年生たちが、じぶんの卒論について話をする番だ。</p>
<p>じぶんの論文のほうは、もうしばらくお預けである。</p>
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		<title>「なぜ働くのか」公開</title>
		<link>http://swingbooks.jp/2010/12/28/working/</link>
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		<pubDate>Tue, 28 Dec 2010 09:39:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
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		<description><![CDATA[夏におこなった集中講義（ワークショップ）をドキュメントとしてまとめたウェブサイトが公開されました。 http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/gallery/100805report_about [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>夏におこなった集中講義（ワークショップ）をドキュメントとしてまとめたウェブサイトが公開されました。</p>
<p><a href="http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/gallery/100805report_about.html" target="_blank">http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/gallery/100805report_about.html</a><br />
<a href="http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/gallery/100805report/top.html" target="_blank">http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/gallery/100805report/top.html</a></p>
<p>対象は明学・芸術学科の芸術メディア系列3年生。「なぜ働くのか」というテーマで、3日間（5日間）にわたり討議して考えをまとめ、上演形式にて発表するというワークショップです。指導には、メディア系列の教員3名（岡本章・望月京・長谷川）が総出であたりました。取材と製作はうちのゼミ生たち（4年生）。かれらは一年前の受講生でもあり、たんに後輩たちの活動を記録するだけでなく、過去のじぶんたちをふりかえる経験でもありました。</p>
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		<title>勝手にクリスマス・エクスプレス2010（3/3）</title>
		<link>http://swingbooks.jp/2010/12/24/xmasexpress2010_03/</link>
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		<pubDate>Fri, 24 Dec 2010 01:44:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
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		<description><![CDATA[疎遠なものを結びつけるのは、儀礼のもつ働きのひとつである。クリスマスもまた儀礼の一種であり、そこからいくつかの変換過程をへて、現代日本では恋愛イベントという認識が通有されている。 クリスマス・エクスプレスもまた、そうした [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>疎遠なものを結びつけるのは、儀礼のもつ働きのひとつである。クリスマスもまた儀礼の一種であり、そこからいくつかの変換過程をへて、現代日本では恋愛イベントという認識が通有されている。</p>
<p>クリスマス・エクスプレスもまた、そうした認識を下敷きにしている。だからそこでは、新幹線は、離れていた彼と彼女を結びつけるメディアとして、自己の「魔法つかい」ぶりを発揮してみせる（それがJR東海という企業のイメージアップへとつながるよう設計されている）。新幹線というメディアの助力によって、恋愛状態にある男女が、年に一度、純粋に結びつけられるという「いい話」が描かれるわけだ。</p>
<p>ところが、今日こうした「いい話」パターンをそのまま踏襲するのは、じつはたいへんむずかしい。どこか嘘っぽくなってしまうのだ。だから今回製作した3本のうち、この枠組みをオーソドックスに踏襲しているのは、前述どおり、作品2のみである。もう一度この作品に注目してみよう。</p>
<p></p>
<p>作品2も他の2本と同じく、設定もお話もそれ自体は破綻はない。作者の素直な気持ちも十二分に汲みとることができる。この作品をみたひとは、なるほど「いい話」だとおもうに違いない。しかし同時に、これが、こしらえものとしての「いい話」、という感覚も併せもつのではないだろうか。というのも、この作品が「いい話」として収まるかに見えるのは、あるところでそれ以上語るのを止め、物語を終わったことにして閉じてしまうからである。そのことを、見る者はうすうす察知してしまうに違いない。</p>
<p>「物語を終わったことにして閉じてしまう」とは、その外側にいったい何があるはずなのだろうか。もし実際におきた出来事だとしたらどうだろうと考えてみればいい。彼から届いた東京タワーの写メを見た彼女は、どうするか。「彼氏からこんなメールもらっちゃった」みたいなつぶやきをツイッターに流するかもしれない。写真を流した彼のほうとて、「彼女にこんな写真送ってあげちゃった俺って」というような投稿を、ブログやネットの掲示板に書き込んだりするかもしれない。</p>
<p>つまり、実際の出来事がそれとして完結せず、それにたいして何かコメントを付され、それがネット上で共有されてゆくだろうということだ。それは今日の情報メディア環境のなかでのもっとも典型的な振るまいであり、今日の行動様式に照らしていえば、こういう事態を折り込まないほうが、むしろ不自然であるとさえいえる。現にさまざまなネットサービスはどれもこれも、短いコメントがさらにコメントを呼ぶような連鎖の図式に依拠しているだろう。</p>
<p>コメント、すなわち何かにかんする言説というのは、メタ的である。語られる対象の外側に立ちあがるものであるからだ。したがって、「コメント」にはある種の醒めた視線が内包されることになる。それは、「いい話」をそれだけで完結することを許さず、それを離れたところから眺めて品評するようなメタレベルを、否応なく立ちあげてしまう。</p>
<p>メタ的というと、それをすぐに、全体を見とおし位置づける力──なんなら「批評」といいかえてもよい──と短絡させるような意見がしばしば見られる。たしかに、メタレベルにたつということは、対象から一定の距離をとることでもあるのだから、その可能性を潜在させてはいるだろう。しかし、それはけっして約束されたものなのではない。ベイトソンも述べているように、プラスにもマイナスにも、どちらにも作用しうるものなのである（むしろ破壊的に作用することのほうが多い）。メタレベルの生成と、それが批評として機能するかどうかは、また別の問題なのだ。</p>
<p>メタレベルにたって眺めるときの距離感は、しばしば語り手にたいし安全地帯を確保しているかのように感じさせもする。そうなると、対象は「ネタ」化する。「いい話」は、それがいかにも「いい話」であればあるほど、恰好の「ネタ」として扱われることになってゆくだろう。</p>
<p>すべてが「ネタ」化し、「批評」がハイパーインフレーションをおこしている。そのような21世紀のメディア社会のなかで「批評」はいかに可能なのか。</p>
<p>20年前に放送されたJR東海のクリスマス・エクスプレスは、たとえばこのようにして、今日わたしたちが生きる社会を照らしかえしているだろう。</p>
<p>21世紀に入って10年。今年もまた、クリスマスがやってくる。</p>
<p>　　　　　　　　　　＊</p>
<p style="padding-left: 30px;">本稿で言及した大学院の授業での製作作品は、いずれ明学・芸術学科のウェブサイトにあげる予定です（ただし音楽は含まれません）。</p>
<p>▼ <a href="http://swingbooks.jp/2010/12/23/xmasexpress2010_02">勝手にクリスマス・エクスプレス2010（2/3）</a>へもどる<br />
▼ <a href="http://swingbooks.jp/2010/12/22/xmasexpress2010-01">勝手にクリスマス・エクスプレス2010（1/3）</a>へもどる</p>
]]></content:encoded>
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		<title>勝手にクリスマス・エクスプレス2010（2/3）</title>
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		<pubDate>Thu, 23 Dec 2010 00:00:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
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		<description><![CDATA[後期の授業が始まって以来、試行錯誤を重ねながら少しずつ作業を進め、クリスマス直前にようやく作品が完成した。院生が各自1本つくったから、全部で3本できあがった。 美大や専門学校ではなく人文社会系の大学院生が製作したものなの [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>後期の授業が始まって以来、試行錯誤を重ねながら少しずつ作業を進め、クリスマス直前にようやく作品が完成した。院生が各自1本つくったから、全部で3本できあがった。</p>
<p>美大や専門学校ではなく人文社会系の大学院生が製作したものなので、もちろん技術的に拙い部分があるのは否めない。撮影機材は、各自手持ちのデジタルビデオカメラ、ケータイの動画機能、デジタル一眼の動画機能とさまざまであり、それをパソコンに取り込んで編集した。そしてみんなで試写会。いずれの作品もすごくおもしろかった。</p>
<p>各作品の設定や物語をまとめておこう。</p>
<p></p>
<p>▼作品1：<br />
高校時代に仲の良かった女の子二人が、数年ぶりにクリスマスイブに会うことになった。しかし数年間メールのやりとりだけで維持された関係だっため、直接会うと、どこかうまくいかない。ささいなことで行き違いを重ね、双方に苛立ちがつのるばかり。もう帰るねといって去ってゆく女の子A。せっかくの再会だったのに、なぜこんなことになっちゃったのかと落ち込む女の子B。そのとき、近くの女子高生たちが「また明日ね！」と陽気に別れてゆく場面が目に入る。まるであのときのわたしたちのよう。しかし、いまのわたしたちに「また明日」はない。そう気づいた女の子Bは、あわてて走りだす。駅構内を抜け、階段を登り、ホームへたどり着く。息をはずませる彼女。目の前を、女の子Aを乗せた新幹線が無情にも走り去ってゆく。</p>
<p>▼作品2：<br />
クリスマスに思い出の場所東京タワーでデートをしようと約束していた遠距離恋愛中のカップル。しかし彼女のほうが熱をだしてしまい、予定はキャンセルせざるをえない。連絡をうけた彼は、一瞬がっかりするが、すぐに気を取り直し、そのまま新幹線に飛び乗る。しかし、そのことを彼女は知らない。ベッドのうえで、こんな日に熱をだしたじぶんを責めたりして、ひたすら悶々としている。ベッドの脇には、かつて東京タワーで彼と一緒にとった写真。そこへメールが入る。そこには「もうすぐ東京」と書かれており、写真が添えられている。新幹線の新橋駅あたりでビルのあいだからチラリと見える、ライトアップされた東京タワーが映っていた。</p>
<p>▼作品3：<br />
遠距離恋愛中のカップルがささいなことから喧嘩をした。しかも明日はクリスマスイブ。久しぶりに会える予定だったのに、それもフイになってしまった。手帳の12月24日の欄を黒く塗りつぶしながら、なぜこんなことになったのかと自問する彼女。ツイッターでつぶやく。すると次つぎと、意地なんか張っていないで会いに行きなさいよ、というツイートがつく。そのコメントに背中を押され、彼女は家を飛び出す。約束の時間まで、あとわずか。にぎやかなクリスマスイブの街を抜けて駅へ。山手線に乗る。彼が来てくれているかどうか、それはわからない。彼にメールを送ろうとケータイを開きかけるが、考え直して、閉じる。賭けてみることにしたのだ。山手線の車窓に、新幹線が飛び込み、走り抜けてゆく。まもなく東京駅だ。</p>
<p>こうして並べてみると、3本とも「すれ違い」をどう扱うかという点が、状況設定や物語構成上のポイントだったことがわかる。</p>
<p>作品1は、恋愛ものではなく、遠く離れた友人関係。しかもそれが、メールだけに媒介された長いインターバルをおいたのちに、直接対面する状況になる。そのさいに生じる気持ちのすれ違いに焦点をあてた。すれ違いもののお決まりのパターンであれば、最終的に両者が「わかりあえる」ような結末を描くのが定石であろう。だが議論の末、そうした予定調和は嘘っぽくなるというので、すれ違いが解消されないまま終わるというストーリーにした。</p>
<p>作品2は、恋愛関係にある男女の「すれ違い」が結末において解消されるという点で、3本のなかではいちばんオーソドックスかもしれない。これについては後述。</p>
<p>作品3もまた恋愛における「すれ違い」ものである。ここでも、両者のすれ違いが最後に解消されることで観客に安心を提供するような予定調和は、やめることにした。作中の彼女は、ネットの媒介によって、彼女は、約束の時間に約束の場所をめざそうと決心する。それは、ひとつの「賭け」である。彼のほうもまた同様に来てくれるのかどうかという保証は一切ないからだ。作品のなかで、彼女の「賭け」が成就するかどうかまでは明言されない。焦点はあくまで、彼女自身が「賭け」に出たことにある。</p>
<p>1990年代初頭と20年後の現代とあいだで決定的に違うもののひとつが、情報メディア環境である。オリジナルのクリスマス・エクスプレスの物語パターンは、『哀愁』や『君の名は』に典型的に見られるような「すれ違い」ものであり、それには待ち合わせにおいて不可抗力の物理的行き違いが原因となることが不可欠だった。しかし、現代ではそのような「すれ違い」ものを成り立たせるのはひじょうに困難である。よくいわれるように、いまやケータイやスマートフォンなどをとおして、いつどこでも常時連絡可能な状態にあるからだ。</p>
<p>だから、現代において「すれ違い」とは、生身の人間どうしの物理的なそれではなく、情報メディア機器やサービスに媒介された「意識」や「気持ち」の「すれ違い」を描かなければならなくなる。</p>
<p>その関係は、ときには恋愛、友人関係、もしくはネット上での知人などと、いつでもどこでも「つながり」を保持しているという形でもって、行為主体たる「わたし」を肯定し、後押ししてくれることもあるだろう（作品2、3）。</p>
<p>しかし、そのような様相はもう一方で、わたしたちがつねに何かによって拘束されつづけているという側面を隠蔽している。それをわたしたちは、薄うすどこかで感じとっている。好意に満ちた「つながり」という表皮の裏側には、それがいつどんな理由によって剥がされ、「拘束」へと反転するかわからないという怯えが張りついている（作品1）。そうした危うさと息苦しさのなかで、身もだえしながら生きざるをえない。そんな世界認識があぶり出されてくる。</p>
<p>それだけではない。</p>
<p>▼ <a href="http://swingbooks.jp/2010/12/24/xmasexpress2010_03">勝手にクリスマス・エクスプレス2010（3/3）</a>へつづく<br />
▼ <a href="http://swingbooks.jp/2010/12/22/xmasexpress2010-01">勝手にクリスマス・エクスプレス2010（1/3）</a>へもどる</p>
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		<title>勝手にクリスマス・エクスプレス2010（1/3）</title>
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		<pubDate>Wed, 22 Dec 2010 00:00:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[メディア論的に考える]]></category>
		<category><![CDATA[執筆以外の活動など]]></category>
		<category><![CDATA[考えたこと]]></category>
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		<description><![CDATA[クリスマス・エクスプレスは、JR東海が1988年から1992年までクリスマスシーズンに流していたテレビ・コマーシャルのシリーズである。 「なつかCM」みたいな懐古番組の定番であるうえに、いまではYouTubeなどにも映像 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>クリスマス・エクスプレスは、JR東海が1988年から1992年までクリスマスシーズンに流していたテレビ・コマーシャルのシリーズである。</p>
<p>「なつかCM」みたいな懐古番組の定番であるうえに、いまではYouTubeなどにも映像があげられており、誰でも見ることができる。また、Wikipediaをあたれば、やたら詳細な解説を読むこともできる。ちなみに個人的にもっとも好きなのは、牧瀬里穂の登場する1989年版である。</p>
<p>このCMは、札束が幅を利かすバブル末期において、若者のある種の「純愛」的な場面をクオリティ高く描いており、山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」がつかわれたこととも相まって、当時から高い評価をうけていた。いま見ても、いろいろな意味でじつによくできていると感心させられる。</p>
<p>授業でこのCMをよくみせる。ぼくは日本のクリスマス文化について関心があるのだが、20年前のこのCMは、いまでも日本的クリスマスを考えるうえで、最良の教材のひとつであるとおもうからだ。</p>
<p>で、前々から考えていたことを、今年は試してみることにした。大学院の授業で「もしクリスマス・エクスプレス2010をつくるとしたら？」という課題に挑戦したのである。</p>
<p>といっても、よくあるような、「パロディ」と称しながら、そのじつパロディでもなんでもないような真似っこづくりではない。授業なのだし。やり方は、こうだ。</p>
<p>まず、88年から92年、それにエクストラとして2000年に放送されたクリスマス・エクスプレスの全作品を分析する。作品ごとにすべてのカットを絵コンテに落とす。それをもとに、作品を構成要素ごとに整理し、それらがどのように組みあわされているか、そしてそれが何をあらわそうとしているかを検討する。全作品に共通する要素があれば、それがこのシリーズに一貫性を与えている枠組みであると、さしあたり言えるだろう。</p>
<p>たとえばそれは、国鉄分割後に誕生したJR東海という企業のイメージCMという大枠であったり、日本的クリスマスのイメージを喚起させる典型的なアイテム群であったり、クリスマスを恋愛における一大イベントとみる信念であったり、遠距離恋愛という具体的なシチュエーションであったり、「すれ違い」ものというプロットパターンであったり、女性を中心にとらえる視線であったり、ソフトフォーカスや細かいショットのつなぎ方といった技法であったり、離れていた彼女と彼とをぶじに結びつけたあと最後に「どや顔」で走り去ってゆく（いまはなき）100系新幹線の後ろ姿であったりするだろう。</p>
<p>それらを受け継ぎつつ、しかし2010年の今日の状況に照らしあわせて、企画を考案し、やはり絵コンテを切り、じっさいに60秒の映像作品として製作するのである（今回はデジタルストーリーテリングではない）。</p>
<p>なお、ぼくの授業において、作品製作を含むワークショップという形式は、ありがちな製作技法を教え込むことを目的としたハンズオンなのではない（ただし結果として技法を教えることも含まれる）。そうではなく、あくまで実践をとおしてさまざまなメディア論的課題をあぶり出すための方法として、これを採用している。実践してみることで初めて気づかされることは少なくない。それをもとに、さらに考えを深めてゆく。そういうアプローチなのである。</p>
<p>▼ <a href="http://swingbooks.jp/2010/12/23/xmasexpress2010_02">勝手にクリスマス・エクスプレス2010（2/3）</a>へつづく</p>
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		<title>いつ休むんですか</title>
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		<pubDate>Wed, 11 Aug 2010 06:40:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[執筆の余白]]></category>
		<category><![CDATA[日々のエッセイ]]></category>
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		<category><![CDATA[夏休み]]></category>
		<category><![CDATA[集中講義]]></category>

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		<description><![CDATA[今年も集中講義が終わった。「講義」と名前はついているが実質はワークショップだ。土日をはさんだ五日間でひとつのテーマについて討論し、演劇とデジタル表現を組みあわせたパフォーマンスに表現して発表するというもの（2008年度の [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今年も集中講義が終わった。「講義」と名前はついているが実質はワークショップだ。土日をはさんだ五日間でひとつのテーマについて討論し、演劇とデジタル表現を組みあわせたパフォーマンスに表現して発表するというもの（<a href="http://www.meijigakuin.ac.jp/%7Eart/gallery/081105ws/349EB0C3-7C9B-4227-BD06-FF3C03C62DB7/Top.html" target="_blank">2008年度の記録</a>、<a href="http://www.meijigakuin.ac.jp/%7Eart/gallery/090806report/ji_lu_ban09/Top.html" target="_blank">2009年度の記録</a>）。今年のテーマは「なぜ学ぶのか」。最終日の発表を終えたあとは、受講した三年生とサポートした四年生で五反田へ出て打ち上げ大会となった。卒業生もあらわれて、たのしい時間となった。</p>
<p>さて、これでようやく夏休みである。「休み」という名前ではあるが、世間でいう「休暇」とはちがう。まとまって時間がとれるほぼ唯一の期間であり、それは執筆にあてられることになる。すでにこの夏に書くべきものは予定されている。</p>
<p>学生たちはそのあたりの事情をうすうす察知しているのか、よく「いつ休むんですか」と訊かれる。どう答えればいいのやら。</p>
<p>たしかに、夏期休業中も、ふだんの授業期間中も、ふつうの意味でいう「休み」はない。だからといって、のべつまくなし仕事に追いまくられているワーカホリックをイメージされると、それもちょっとちがう。けっきょく、ものを考えるのも、あれこれ資料を探して調べるのも、文章を書くのも、学生とえんえんと話をしているのも、どれもそれぞれ異なる意味で「愉しい」のだ。だから強いていうのなら、「いつ休むんですか」というような問いが成立しにくいようなところで暮らしているということになるのかもしれない。</p>
<p>ただし「愉しい」といっても、単純に面白おかしいのとはちがう。局面だけみればしんどいことの連続である。たとえば、書くことは好きだが、同時にそれはこれ以上なく辛い作業でもある。天才的な批評家はいざしらず、ぼくのような人間のばあい、執筆とは思考を写しとるような作業なのではなく、かなりの精度と密度で思考してゆくことだからだ。それは誰にとっても、楽な仕事ではないだろう。だからついつい、書きはじめるのを先延ばしがちなのだ。</p>
<p>そういうとき、こうやってブログの原稿を書いたりする。これを助走路にして本来書くべき原稿にとりかかれればうれしいわけだが、ブログをアップしたところでくたびれて終わりということも、しばしばある。そうしてじぶんの駄目さ加減を目の当たりにして、ますます落ち込むのである。</p>
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		<title>大学図書館とデジタル化</title>
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		<pubDate>Sun, 11 Jul 2010 01:00:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[メディア論的に考える]]></category>
		<category><![CDATA[書物と出版]]></category>
		<category><![CDATA[iPad]]></category>
		<category><![CDATA[Kindle]]></category>
		<category><![CDATA[ワークショップ]]></category>
		<category><![CDATA[大学図書館]]></category>
		<category><![CDATA[電子書籍]]></category>

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		<description><![CDATA[大学図書館問題研究会のオープンカレッジという催しに講師として参加してきた。大学図書館のライブラリアンや関係者の勉強会のようなものらしい。今回与えられたテーマは、学術情報の電子化と大学図書館、というようなことだった。 講師 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>大学図書館問題研究会のオープンカレッジという催しに講師として参加してきた。大学図書館のライブラリアンや関係者の勉強会のようなものらしい。今回与えられたテーマは、学術情報の電子化と大学図書館、というようなことだった。</p>
<p>講師といってもレクチャーするわけではない。ワークショップ形式の座まわしみたいなことをし、あとで他の2名の講師とともにパネルディスカッションでしゃべる。こういう形式で実施するのは初めてのことなのだそうだ。</p>
<p>お二人の講師は旧知の間柄だったようだが、ぼくとは初対面だった。先方はぼくのことなど知らなかっただろう。講師どうしによるパネルの発言では、教えられるところもあり、また、ぼくから見れば俗流メディア論としかいいようのない話も含め、異なる点もいろいろあった。しかしそれは立場や考え方が違えば当然ありうることであり、少なくとも両者に議論する用意がありさえすればいいだけのことだ。</p>
<p>いずれにせよお二人に共通していたのは、デジタル化する現在の状況を、少なくともそれぞれの立場において本人なりに引き受ける覚悟をはっきり持っていたことである。</p>
<p>いっぽう図書館関係の参加者たちのほうは、どうか。全般にいえば、ちょっと歯がゆく感じられたといわざるをえない。</p>
<p>もちろん大学図書館の現場では現場なりにそれぞれ悩みがあり、考えがあるのだろうということはわかる。それに真摯に向きあおうとしてもいるだろう。だから休日にもかかわらず、こうして勉強会に参加しているのだろう。</p>
<p>けれども、ではデジタル化をじぶんの問題として引き受けてゆくような覚悟がどれほどあるのか、となると、残念ながらそれはあまりはっきりとは感得できなかった。ともすれば、誰かに「答え」を教えてもらえるのではないかという姿勢がかいま見えるような気がしなくもなかった。そして、そういうことは今回にかぎらず、あちこちでよく見かける光景でもある。</p>
<p>だとすれば、二人の講師の、現実をじぶんの立場において引き受けるという態度こそが、今回の催しから学ぶべきことだというべきだといわねばなるまい。図書館員のみなさんには、これからの図書館をつくってゆくのはじぶんたちなのだという気持ちをもって、ぜひしっかりがんばってほしいとおもう。</p>
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		<title>デジタルストーリーテリング作品公開</title>
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		<pubDate>Thu, 22 Apr 2010 06:11:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Hajime Hasegawa</dc:creator>
				<category><![CDATA[お知らせ・紹介]]></category>
		<category><![CDATA[メディア論的に考える]]></category>
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		<description><![CDATA[2009年度の芸術メディア論演習で学生がつくったデジタルストーリーテリングの作品が公開されました。いつものように、明学・芸術学科のウェブサイトのなかに特設ページをつくってあげてあります。2009年度デジタルストーリーテリ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>2009年度の芸術メディア論演習で学生がつくったデジタルストーリーテリングの作品が公開されました。いつものように、明学・芸術学科のウェブサイトのなかに特設ページをつくってあげてあります。<a href="http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/gallery/dst_list08.html">2009年度デジタルストーリーテリング作品一覧</a>へ。</p>
<p>同じく2009年度の夏期集中の特別演習として実施したワークショップ「なぜ働くか」の記録も公開します。これは芸術メディア系列の学生は必修の演習で、60名近い受講者が参加しました。そのようすを学生4名が取材して、テキスト・写真・ムービーを組みあわせ、ドキュメントとしてウェブサイトにまとめました。<a href="http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/gallery/090806report_about.html">こちら</a>から当該ページへ飛べます。</p>
<p>これらを含めて、授業での活動のようすは、その一部を<a href="http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/gallery/index_1004.html">明学・芸術学科ウェブサイトStudent Gallery</a>にてごらんいただけます。</p>
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