書物と出版

メディア論の視座

iPadと電子書籍(1/2)

アップルからiPadが発表された。先月末のことだ。あれから二週間以上たつ。 日本の新聞・テレビなど既存マスメディアでは、電子書籍市場がいよいよ活気づくというような図式のなかで語られることが多い。出版業界もだ。米国で好調のアマゾンのKi...
本を読む

柴野京子『書棚と平台』

大学院の後輩(というのも失礼な言い方なのだが)柴野京子さんが著書を刊行される。『書棚と平台──出版流通というメディア』(弘文堂)である。書店という空間や、出版流通のしくみそれ自体がどのようにメディアとして機能してきたかを論じる。業界...
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『思想』とグーグル和解

グーグル・ブック検索に絡んで、グーグルと米国の著作者団体が締結する和解が、ベルヌ条約を介して日本にも波及し、春にはグーグルによる公告もなされた。2003年に出版したぼくの著書も対象になっているらしい。 グーグルが、書籍のデジタ...
メディア論の視座

ハリー・ポッターとは何か

7月23日(水)はハリー・ポッター・シリーズ最終巻の発売日だった。各地の書店では、魔法つかいのとんがり帽子にマントをはおった売り子が登場したらしい。販促なのだろう。わが市川駅前の大杉書店でも、このくそ暑いさなか、初老の男性店主(?)が魔法つ...
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隠喩としての人文系学術書

このところ、書評やらインタビューやら短い原稿やら、こまごました仕事をかかえている。発表されるたびに当ブログにてお知らせしようとおもうのだが、毎日ドタバタ過ごしているうちに、うっかり機会を逸してしまう。初めのうちは、こんなことではイカンと焦ら...
メディア論の視座

大学出版会と大学図書館

すっごく長い名前のシンポジウムに参加してきた。「大学出版会と大学図書館の連携による「新しい学術情報流通の可能性を探る」」。久しぶりに慶應の三田キャンパスに足を踏み入れた。 あいにく別用のため前半しか出られなかったので、後半どんな展開に...
メディア論の視座

わが町で本を出す

朝日新聞夕刊1面の連載「人脈記」。先週から「わが町で本を出す」と題して、いわゆる地方出版を扱っている。適切な視点を保ちつつ、記者がテーマと対象に込める気持ちが素直にあらわれた好企画だとおもう。 じぶんの住む町で、じぶんたちのかかえる課...
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イワト

リトルマガジン「イワト」届く。2008.1.25 No.1とある。創刊号だ。 B6判、40頁。文字どおりリトルなこの雑誌は、神楽坂にあるシアターイワトが出している。ここは、デザイナーの平野甲賀さん・公子さんご夫妻が2005年に...
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草思社

草思社が民事再生法適用を申し立てのは1月9日(水)のことだ。ぼくが知ったのは同日の夕方だったが、業界では午後には承知されていたらしい。同社の破綻にかんしては日経新聞の取材に答えてぼくなりの解説をしており、11日付け同紙朝刊「文化往来」欄にま...
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日経書評欄「今を読み解く」

日経新聞書評欄のトップに「今を読み解く」というコーナーがある。毎回ひとつのテーマに沿って複数冊を紹介するというもの。今回、「出版の現在」というようなテーマをもらい、執筆する機会を得た。そこで、ぼくなりに「流通」を軸に据えて、書いてみた。 ...
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