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USキーボード
iMacへの環境移行
- Jul 23, 2008 15:19
- ガジェット・買物
長くUSキーボードをつかってきた。銀座のリアル店舗でデフォルトのJISキーボードから変更可能かどうか訊ねてみた。だがアカデミック価格では無理との返答だった。そこでオンラインで注文することにした。ついでにHDDを750GBに増量。当然アップルケアもつける。職業柄アカデミック価格が適用されるため、これで26万円弱で収まる。ありがたいことである
発注が10日。翌日さっそく(中国の組立工場から)出荷した旨の通知が届く。15日に自宅に届いた。別途手配しておいたSanMaxのメモリに交換して4GBに。メモリスロットをカバーするメッシュの蓋は、ネジをゆるめるだけでははずれない。細めのラジオペンチでつまむと、すぐはずれた。メモリの交換自体は思いのほか簡単だ。ベロを引っぱるとデフォルトのメモリがわけもなくはずれ、代わりに新しいメモリを刺すだけ。
PBからのデータ移行は、TimeMachineのバックアップ先のHDDをFW800でつなげて実施。ユーザアカウントがPBと同じだと移行アシスタントではデータを移してくれないらしい(そういえばそうだった)。アカウントを変えたくなかったので、アプリケーション類だけを移行。データ類は手動で復元した。書類フォルダ以下は問題ないが、面倒なのはユーザ>ライブラリ内のファイル。何がなにやらよくわからない。でも短気を起こさず、ひとつひとつフォルダ内を確認して移行した。それでも移行そのものは、ほぼ半日で完了。過去に例を見ない画期的な速さである。
この方法でうまく移行できなかったのは、以下の3件。
まず、ATOK2006。これはLeopardにアップグレードしたときに相性が悪くて、支援アップデータがあったのを思い出して、それをあてなおす。その後、ATOK2008を買って入れ直した。使用感はほとんど変わらない。
つぎが、iCal。起動しても一向にデータを読み込んでくれない。そこで、PBのほうでデータのバックアップファイルをつくり、それをiMacに移して復元。これで問題なし。さいわいぼくの環境では、MobileMeもわりあい順調に稼動していることがわかった。同期もわりに迅速にできる。ただしiDiskはまだ稼動していないのか、つかえない。
最後はMS Office。まず、2004。フォントが指定どおりに表示されない。いったん削除してから再インストールしたら、表示されるようになった。ついでに、Amazonで買っておいた2008のほうもインストール。両者は共存するはず──だったのだが、そう甘くはなかった。ファイルを開いても空白のまま。文字が現れない。どうやら2004と2008のフォントが重複してしまい、アプリがフォントを見失っている状態らしい。2004のフォントがユーザ>ライブラリ>フォントに収まるのにたいして、2008はシステム直下のライブラリ>フォント内に “Microsoft” という名前のフォルダをつくって、そこに収まる。だから棲み分けられるはずなのだが、コンフリクトしてしまうようだ。理由はわからない。Fontbook.appで重複を解消しようとしてみるが、うまくいかず。けっきょく両者ともアンインストールして、2008だけを再インストールした。なんだかなあ。
これだけで済むなら世界は気楽で生ぬるいものだろう。しかし、幸か不幸か、世の中はそうできてはいない。MobileMeのメールをIMAPにしてみた。これがドツボへの第一歩だった。
初めの半日ほどは意外に快調だった。IMAPの挙動をみるため、テストメールを打ってみたり、こちらから送信するメールをMobileMeのサーバから出してみたり。IMAPを実際につかった経験がないので、どんなものなのか、感覚的にいまいちうまくつかめない。
具体的な懸案事項はいくつもあるのだが、つかってみて、ただちに解消されたことがある。メールの返信先である。MobileMeに着信したメールに返信するさい、その差出人は当然MobileMeのぼくのアカウントになる。しかし、そもそも元のメールがもともと別のアドレスに送られたものに転送をかけていたばあい、最初の発信者は送信先と異なるアカウントからの返信をうけとることになる。それでは困るばあいがあるのだ。しかし、Mail.app上からMobileMeのsmtpサーバをつかって送信するばあい、差出人とは別に返信先を指定できることがわかった。これなら、安心だ。
ぬか喜びだった。その矢先、MobileMeのメールがダウンした。いろいろ調べてみると、先週末から断続的にダウンしているらしいことがわかった。アップルのアナウンスによれば「1%のメンバーがMobileMeにアクセスできない状態」なのだという。どうもこの1%のメンバーはかなりの数にのぼるらしく、またぼくの周囲に偏在していたらしい。が、それはまあよい。
いずれにせよ、以前の.Mac時代から不安定なことでは定評のあったアップルのオンラインサービスだが、MobileMeになっても、その「伝統」がみごとに引き継がれていたことは、嫌というほどよくわかった。この先たてなおしてくれなければ、とうてい仕事にはつかえまい。やっぱり、甘くない。
IMAPの安定運用を望むなら、Gmailにすべきなのだろうか。メールはいまや生命線だ。悩むところである。
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デザインのミニマリズム
- Sep 28, 2007 19:43
- ガジェット・買物

新しいApple Keyboardを買った(英語版)。すぐに気に入った。さっそくもう一個買ってしまった。デザインは、ごらんのとおり。現在世の中に存在するパソコン入力用キーボードのなかで、ハッピーハッキングをちょいと別にすれば、ほぼ究極のミニマリズムだといえる。
軽い。薄い。測ってみた。もっとも高いところで、机面から17-8mmだ。全体はアルミの板一枚。そこにプラスティックのキートップが生えている。MacBookのキーボードにそっくりの形状だ。キータッチまで似ているから、好みは分かれるだろう。コストが許せば、MacBook Proみたい、キートップもぜんぶアルミという手もあったかもしれない。それでも総合的に見れば、このキーボードはよくできている。
思えばこの15年ばかり、Appleの製品のなかで、キーボードはもっとも軽んじられてきた。SE/30のキーボードはメカニカルで独特の手応えがあったが、以後の製品は、どれもこれも、ひどくがっかりさせられる代物だった。プラスティックの外装はいかにも安っぽく、タッチはベコベコ、ヘナヘナだった。直近で販売されていた製品は、キーを押してもまっすぐ下向きに入らず、変なふうに引っかかるありさまだった。初代iMac以来の「伝統」なのか、台座には透明なポリカーボネードがかぶせてあった。そのぶん分厚く、むやみに重かった。Mac本体における工業デザインのレベルの高さからすれば、そもそも機能レベルからして信じがたい低水準だったといわねばなるまい。「ジョナサン・アイヴ」という名札をぶら下げた出来の悪い美大生がデザインしていたんじゃないか、と半ば本気で疑っていた。タイプするたびにキーが引っかかり、台座が厚いので長時間つかっていると手首が痛くなる。そうして、無用のイライラがつのる。けっきょく外付けキーボードは取り外し、PowerBookのキーボード(こちらのタッチはそれなりに好きだ)から入力、なんてこともしばしばあった。手がかかるぶん愛着が湧くということも、まるでなかった。そういう製品ではなかったのだ。
10月には、ほぼ同じデザインのワイヤレスモデルが発売されるという。テンキーが省かれるが、それも買ってみるつもり。モダンデザインの理念は、なんだかんだいわれながら、いまだそれなりに有効性をもちつづけているようだ。
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