中国・四国ぐるり2900km その1

中国・四国を愛機W800でぐるりとまわってきた。主たる目的は、当地の原発PR施設を見てくることだ。下の写真は、伊方原発(愛媛県)を見下ろすことのできる場所を見つけ、そこで撮ったもの。逆光で白飛びしているのはご容赦ください。

8日間で2904km走った。経路を順に羅列してみる。

市川→岩国→柳井→上関→柳井→松山→四国カルスト→四万十→足摺岬→宿毛→八幡浜→伊方→佐田岬→三崎→伊方→松山→今治→尾道→福山→東城→蒜山→人形峠→鳥取→余部→経ヶ岬→京都→木津川→奈良→伊勢→鳥羽→伊良湖→浜松→静岡→厚木→横浜→渋谷→市川。

このうち、往路は首都高から山陽道大竹ICまで高速を、柳井→松山は防予フェリー、今治→尾道は本四連絡橋のしまなみ海道、京都→木津川は京奈和道、鳥羽→伊良湖は伊勢湾フェリーを利用した。あとはすべて一般道である。

今回はGPSでトラックデータを記録しておいた。ナビ(ソニーのNV-U37)でメモリースティックに記録できるのだ。帰宅後それをGoogle Earthに読み込んでみた。生のログデータを直接読み込ませることができた。全体のルートは、およそ下図のとおり。

都内から御殿場あたりまでの軌跡が黒い点の集まりのようになっているのは、データ読み込みの設定を「KMLラインストリングス」にしたからである。軌跡を表示するだけなら、ここにチェックを入れなくてよいようだ。だが修正するのも面倒なので、そのままにした。ご容赦ください。

さらに、どうやら一部でデータ取得がうまくいっていなかったらしく、ところどころ欠損があった。まるまる一日分欠けていたりもした。メモリースティックがきちんと装着されていなかったのが原因とおもわれる。それら欠損分を補完した箇所は、画像上では赤色のラインで記してある。

といっても、データを修正して欠損分を補完する気力もスキルもなかったので、書きだした画像データにPixelmator上で経路に見当をつけて線を引いてみた(赤色のラインのみ)。およそのルートを示すだけなら、これでもまあよしとしよう。

ちなみに、Google Earthでツアーというのを展開すると、3Dで経路を時系列に従ってトレースしてくれるというギミックがある。下は、上関町付近でうろうろしているようすを示したもの。

さいわいというべきか、この間、雨にはほとんど降られず、一度も合羽を着ずにすんだ。その代わり、むちゃくちゃ暑かった。帰ってきたら、山口や島根は記録的豪雨に見舞われたという報道があって、おどろいている。

その2へつづく。

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