息子と南房総タンデムツーリング 2/2

次男《なな》とタンデムツーリングに出かけた話のつづき。

野島崎に到着した(1350)。

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灯台に登ってみることにした(200円)。ここへ来た観光客の大部分は登るのだろう。上はけっこう混みあっていた。高いところに、なぜひとは登りたがるものなのか。

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灯台の上から海をながめる。東→南→西→北と順に写真を撮ってみた。バイクツーリング用として2月に買ったソニーRX100IIの初投入でもある。

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灯台内部は狭いといえば狭い。だが、数年前に訪れた伊勢の大王崎灯台にくらべれば、階段の横幅などにだいぶ余裕があるね、と《なな》がいう。

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岩場を歩く。いつのまにかこんな石碑が建っていた。

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最南端ちかくに古い建物が建っていた。窓ガラスは割れ、荒れている。何なのだろう?

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ぐるりとまわって駐車場に戻った。福島のいわきからツーリングで来たというスキンヘッドのおじさんに話しかけられた。海沿いを南下しているのだという。昨日は銚子に泊まり、今日はここに宿をとっているのだという。タンデムシートに坐った《なな》を見て、いいなあ、おれも息子と一緒に来てえなあ、と言った。

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1445野島崎を出発。R410から県道257に入る。このあたり房総フラワーラインと称しているらしい。平砂浦のあたりは、ちょうど正面から日が差していた。

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自転車のひとたちがたくさん走っていた。競技会でもあるかのような気合いの入れ具合である。

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洲崎をすぎると、道は東へ向きを変え、館山湾を北側に見て走る。

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このあたりで、タンデムシートの《なな》がちょっとふらつく。眠い? と訊くと、ちょっと眠いと《なな》が答えた。寝ちゃだめだよ、と声をかける。バイクのタンデムでうっかり寝てしまったら、転落必至である。いまはインターコムなどの製品もいろいろ出ているようだが、そんなものはもっていない。昔ながらの、身体と声のコミュニケーションだけが頼りだ。

館山市内を脱けて、R128→県道88と走って、道の駅三芳村鄙の里に到着(1545)。

ここはビンゴバーガーという巨大ハンバーガーが有名だという。《なな》に勧めてみたが、辞退された。代わりに、枇杷ジュースを飲む。一本290円。おいしかった。

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直売所でみかんや生落花生などを買う。それらお土産は《なな》の背負ってきたデイパックに詰め込んだ。

さらに《なな》が青竹を見つけ、買うことになった。なんと200円である。しかし、バイクでどう持ち帰ったものか。けっきょくリアキャリアにネットで縛りつけることにした。

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1625出発。県道88→県道34(長狭街道)→R410とひたすら北上。峠を越えて上総松丘の手前、小櫃川を渡ったところで、地元の車の流れにのって、R410からはずれ、裏道に入った。ところがこの道はやたらな勢いで流れる快走路だった。あとでツーリングマップルを見たら「小櫃川広域農道」と記してあった。

小櫃からR410のBPに復帰。圏央道の木更津東ICを横目に北上した。

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さらに県道24に入って北上をつづけ、給油したのち、姉崎袖ヶ浦ICから館山道に乗った。

まもなく日が暮れた。

蘇我・穴川間で渋滞にはまった。その先もまた渋滞だという。そこで東関道へまわり、湾岸市川ICで降りた。夕方のラッシュの時間帯とて市内も混んではいたが、1940には帰宅することができた。

《なな》の感想。一日バイクに乗ってお尻が痛くなった。でも怖くなかったし、愉しかった、とのこと。また機会があれば行きましょう。

今回のトラックデータは下のとおり。走行距離は308kmであった。

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おしまい

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