雑誌『Scripta』創刊号に寄稿

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紀伊國屋書店はフシギである。全国規模でナショナル・チェーンを展開する巨大書店であり、若手演劇人への支援を長くつづけ、新宿という地域の文化に多大の貢献をしてきた。インターネットでは、オンライン書店だけでなく、これを「書評空間」という本の紹介サイトと組みあわせて運営している(ぼくも何本か寄稿しています)。

紀伊國屋書店は、同時にまた版元──つまり出版社でもある。版元機能を担当している紀伊國屋の出版部が、新しく広報誌を創刊した。『Scripta(スクリプタ)』という。創刊号が今日、届いた。さっそく表紙を撮影。それにしても、わが家のデジカメ(IXY300)は、年季モノのせいか、腕の問題なのか、なかなかうまくピントがあってくれないなあ……(追記:9月7日、画像差し替え)。

ここでぼくは、「機械と身体の縫合域」と題して、初めて連載をもたせてもらうことになった。第1回のテーマは「車窓は踊る」。これまで書いてきた原稿は、わりあい「出版」のメディア論という性格のものが多かったのだが、今回はもう、コテコテのメディア論である。正直、よく載せてくれたものだ。この連載では、「踊る」とか「うたう」とかというように、動詞をモチーフとして、現代社会における「メディア」の様態を析出してみたい。