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散歩の思考 : SwingBooks.jp

フランクフルトでジープ・レネゲードを借りる

フランクフルト空港で車を借りた。日本から予約していったので、手続きはスムーズだった。

いまはネットで安い予約ができるサービスもあるが、比較したうえで、HISでやっている保険フルカバーと走行距離無制限の全部込みパッケージで予約していった。どのみち保険をフルカバーにするし、現地でいろいろ面倒なのも嫌だし。

HISのばあいドイツだとHERZ一択だった。ひとりなので車のサイズはコンパクト・クラスで十分だったのだが、予約時点で空きがないといわれ、インターミディエイトにした。それでも、先述の安いサイトと比較して、保険まで入れた同じ条件で差は一万円ほどだった。

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フランクフルト空港の地下深くにあるうら寂しい場所にカウンターをようやく探しあて、手続きを済ませた。すると、じつはまだ車がないと言われた。予約した時間より30分早いからだという。じゃあ30分後にまた来ようかというと、10分だけそこで待てという。言われたとおり10分待ってわたされた車が、これだ。

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ジープのレネゲード (Renegade)。ジープがこんな小ぶりの車種をだしていたとは知らなかった。ホンダが昔だしていたのに似たような姿のがあったような気がする。ヨーロッパでアメ車を相棒にすることになるとはおもわなかったが、フィアットと共同開発していて、じつはイタリア製なのだそうだ。

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台風余波のなか成田まで

成田からドーハに着いた。乗り継ぎで4時間ばかり待たなければならない。その間にこの記事を書いている。画像を一枚貼ろうととおもったが、重くてアップロードに時間がかかりすぎるのでやめました。

成田にいくために家をでたのは昨日の夕方。出てみたものの、その時点では成田空港にたどり着く術がない状態だった。市川からだとJR総武線、京成線、北総線スカイアクセス線と鉄道は三線利用できる。だが、どの路線も途中までは行けるものの、その先で運転を見合わせていた。台風9号が関東を直撃し、終日大荒れの天候だった。

なんとなく悪天候に強いような気がしたので、京成を選んでみた。動いているのは京成大和田まで。大和田までいくあいだに復旧するのではと期待したが、甘かった。運転再開の見込みはまったくたたないという。

iPhoneで調べてみると、東武野田線(いまはアーバンパークラインなどと名を変えたみたいだが、どう考えても野田線がふさわしいとおもう)が早々に平常運転に復旧したことがわかった。さらに、スカイアクセス線も復旧し、アクセス特急が運行を再開したという。

北総線は別会社だが、印旛日本医大から先のスカイアクセス線は、理由は知らないけど、京成の路線ということになっている。本線の復旧はあとまわしにして、そちらだけ先行して成田へのアクセスを確保したということなのだろうか。

アクセス線ルートでいこうと決めた。船橋で京成線の各停を降り、野田線に乗り換えて新鎌ヶ谷までいった。日が暮れてきた。

新鎌ヶ谷で北総線に乗り換える。ちょうど定刻よりだいぶ遅れてアクセス特急がやってきたので、それに乗った。あとはもう成田空港まで一本である。印旛日本医大の駅をすぎると、車内は空いて、大きな荷物をかかえたアジア系の旅行者たちの姿が目立つような状態になった。

しかし、成田空港駅についてみると、ホームは人であふれていた。帰国したり来日したりして成田に着いたひとたちである。この時点でもまだJRと京成は動いていなかったため、アクセス線に集中していたようだった。

ぼくもあのまま京成に乗っていたら、まだ成田に着いていなかった。下手したらフライトにまにあわなかったかもしれない。

土砂崩れや浸水の被害に遭うことをおもえば大したことではないという意見もあるかもしれない。たしかにそうとは思うのだが、それでもやはり何事であれ「当事者」というのは大変なのである。

夏畑の日常

台風が三つもやってきているというのに、今日はぽっかり晴れて暑かった。午後に少し散歩に出てみた。

途中で、畑のまんなかをとおる。この時期にここを歩くと「夏畑」という言葉が浮かぶ。

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夏畑とは夏の季語のひとつだ。わりに好きな言葉である。

しかし今年の夏は、この季語をつかうタイミングをすでに失してしまった。暦の上ではもう夏は去ってしまっている。それどころかお盆もすぎて、日もずいぶん短くなった。夏至からもう二カ月である。

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暑いことはまだ暑い。だが夏はほとんど退場しかけているように感じられる。

西日本では猛暑続きらしいが、首都圏では今年の夏はいまひとつ夏らしさに欠けた印象だ。過ごしやすくて助かる反面、物足りない気持ちもないではない。

ここにあげた写真三枚は、いまいち夏らしい印象に乏しいこの夏の光景を切りとってみたもの。撮影日はそれぞれ異なるが、3枚ともほとんど同じ場所で撮影されている。

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とりたててなんということもない一瞬の光景。だが、その一瞬のなかに、現在のぼくたちが生きる現在のあらゆる問題へとつながる回路がたたみ込まれている。そうした観点からぼくたちの「日常」を捉えたい。そう、いつも考えている。

水辺の夏の三島

少し前のことだが、春学期(前期)が終わってすぐに卒論ゼミの合宿に行ってきた。例年だいたいこのタイミングだ。行き先は昨年につづいて修善寺。山の上にある。だが十分に蒸し暑かった。

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滞在中に梅雨があけた。朝の空はじつに夏らしく気持ちよく晴れていた。

帰りに三島の街を歩いた。そこここに水辺がある。よく整備されて、水も川辺もきれいだ。

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場所柄、富士山の伏流水があちこちに涌きでている。それが川になって街中を流れているのだそうだ。一時期は、生活から川が失われて汚れたが、その後再整備したのだという。

水のなかに子どもたちが入って熱心に遊んでいた。

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付き添いの大人の姿は見当たらなかった。「危ないからやめなさい」などと言いだす大人もいない。

近所の子どもたちが勝手に来て勝手に遊んでいるのだろう。子ども時代の夏の過ごし方として、とびきり正しいあり方だとおもう。

ポポレ・ミセンガ選手 (ROT) のたたかい

リオ・オリンピックが始まった。わが家でも夜になると、テレビ中継を見ている。2200から始まる柔道は、いろんな国の選手たちが出てきて試合をするというのが、延々とくりかえされる。それを淡々と見ているのが、わりと好きである。

昨夜の柔道は男子90kg級だった。2回戦で、背中に「ROT」と大書した柔道着の黒人選手が登場した。ROTってどこの国なのだろう? 見当もつかない。すると中継が「難民オリンピック選手団」のことだという。Refugee Olympic Teamの略なのだそうだ。

試合が始まった。闘志をむき出しにしたりする選手が少なくないなか、ROTのその選手は、わりに淡々としたようすでたたかった。そのうち相手が指導をうけたため、このままいけば勝ちそうという段階まで来た。ところが、そのあと相手に寝技に持ち込まれ、関節技をかけられた。腕の関節を思いきり締めあげられている。

見ていた《みの》と《なな》が「あれはとんでもなく痛いんだよ」と口々に言う。かれらは体育の授業で柔道を教わっていることもあって、それなりに知っているらしい。ふつうはあまりの痛さにとても堪えられず、ほどなく相手のからだを叩いて降参の意を示すのだそうだ。実際そのあとにおこなわれた別の試合で、同じような状況になった選手が降参するまでの時間は、2秒だった。

しかしROTのその選手は違った。ただ締めあげられるにまかせているだけで、そのようなそぶりは見せない。表情も変えない。かといって、体勢を崩そうともがくようなこともしない。ただ黙って身をまかせている。

「なかなか降参しませんね」とテレビ中継のアナウンサーが、ちょっとあきれたように言う。解説者も相槌をうつ。「痛いと思いますけどね」

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