映画『ザ・ビッグハウス』公開とパンフレット寄稿のお知らせ

想田和弘監督の『ザ・ビッグハウス』が6月9日より日本でも公開されている。パンレットに、ぼくは『「観察」と「観察の観察」』と題するエッセイを寄稿させていただいた。

このドキュメンタリー映画(想田監督の言葉でいう「観察映画」)は、想田監督がミシガン大学滞在中、授業プロジェクトとして学生たちと共同で製作されたものだ。日本公開版のトレイラーはこちら。

この作品の「主人公」は「ビッグハウス」とよばれるアメリカンフットボールのスタジアムだ。アメフトといえば、日本ではここしばらく奇妙な形で話題になっている感があるが、それとはもちろんまったく関係ない。

ミシガン大学が所有・運営するこのスタジアムは、アナーバーのダウンタウンから1マイルほど南にいったところにある。ぼくも在住中に二度ほどアメフトの試合を観にいった。一度目に行ったときの話はこのブログにも書いたとおりだ。

想田和弘さんたちの映画『The Big House』の試写の翌日、ぼくも実際にThe Big House、すなわちミシガンスタジアムへ行って...

収容人員約11万は、アナーバー市の人口をほぼまるまる収容可能というクレージーぶり。全米最大、世界で二番目に大きなスタジアムだ(世界一は北朝鮮にあるのだとか)。現地にいって見てみると、じっさい、とにかくでっかい。ためしに試合中にスタンドから撮ったパノラマ写真を貼ってみるので、その巨大さを想像してみてほしい。

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リアル急行北極号PM1225を見にゆく

ロバート・ゼメキス監督の映画『ポーラー・エクスプレス』(2004年)は、こちらではクリスマス映画の定番となっているみたいなのだが、その原作は絵本『急行北極号』である。日本語訳は村上春樹さん。じつはこの急行北極号は実在する。モデルになった蒸気機関車が動態保存されており、現役で走るのだという。場所はミシガン州のオワッソー Owosso というちいさな街だ。見にいってきた。

クリスマスクッキーを焼く

アメリカでクリスマスのお菓子といえばクッキーが一般的だという。型をつかってサンタの形にしたりするものもあるが、家で手づくりで焼くことも少なくない。それで、友人がつくるのを手伝わせてもらうことにした。つくったのは、サムプリント thumbprint と、ペパーミントチョコレートの二種類である。

クリスマス電飾ハウスを見にゆく

アナーバー近辺でもよく知られているというクリスマス電飾ハウスを見てきた。ふつうの民家らしいのだが、年々電飾を増やしているうちに、一軒まるごとというか、庭も含めてすべて電飾化されてしまったという、これも頭が少しどうかしちゃったのではないかという家だった。

クリスマスツリーの売られ方

以前は金属製(おもにアルミ製)のツリーが流行った時代があるのだという。1960年代のことだそうだ。1965年にテレビで放送された A Charlie Brown Christmas のなかにその場面がでてくる。ツリーを探しにでたチャーリー・ブラウンとライナスが、サーチライトに照らしだされた金属製のツリーの「農場」のなかを歩く。そのうちの一本をライナスがたたくと、コンコンと堅い音がする。