海外ビール帖

続ミシガンのクラフトビールたち——海外ビール帖

ミシガン産のクラフトビールがうまいぞという話のつづき。なおミシガンとは、アメリカ合衆国の中西部にあるミシガン州のこと。前回はこちら。 ブリュワリーのつくるクラフトビールには、年じゅう売っている銘柄のほかに、季節ものもある。夏...
海外ビール帖

ミシガンのクラフトビールたち——海外ビール帖

内田百閒『御馳走帖』に、戦争末期の食糧難のころ、戦争前にたべたうまいものの記憶を書きつらねた話が収められている(「餓鬼道肴蔬目録」)。ぼくも百閒先生をちょっと真似て、いまは容易にのむことのできない海外のビールをとりあげてみたい。 現...
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映画『日本のいちばん長い日』1967年版と2015年版を比較する

旭浜トーチカ。本土決戦にそなえて建設されたものだという(北海道、著者撮影) 映画『日本のいちばん長い日』には、岡本喜八監督・橋本忍脚本の1967年版と、原田眞人監督・脚本の2015年版がある。ぼくが前者を最初に観たのはおそらく小学生...
エッセイ

フリーランチは存在しない——寿都町の「核のゴミ」最終処分場調査応募問題

北海道の寿都町が高レベル放射性廃棄物——いわゆる「核のゴミ」——の最終処分場の調査に応募することを検討している、というニュースをネットで初めて目にしたのは8月13日夜だった。 翌14日の朝刊には各紙とも記事を載せた。北海道内...
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塚本晋也の『野火』

75年目の8月15日がやってくる。この時期ぼくがよく観る映画について書きたい。塚本晋也の『野火』(2014年)である。 映画『野火』は、塚本晋也が長年あたためてきた企画だった。だが製作資金は集まらなかった。企画内容を聞くと、みな尻込...
エッセイ

歴史は、くりかえさないが、韻を踏む

「歴史は、くりかえさないが、韻を踏む」という格言がある。マーク・トウェインが言ったとされている。原典を確認していないが、いかにも言いそうなフレーズではある。 歴史は物理現象とはちがう。不可逆的であり、同一の事象は二度と起こら...
メディア論の視座

ヨルダン行きの列車に乗って 8——ゴスペル版「スタンド・バイ・ミー」

ニューメキシコ州にて(著者撮影) ザ・インプレッションズの名曲 People Get Ready の歌詞を、北米における黒人の歴史と文化に即して理解してゆく話その8。前回(その7)はこちら。 ここまで数回にわたって見て...
著作・寄稿のお知らせ

読書人上半期の収穫2020

今年も「週刊読書人」の読書アンケート「上半期の収穫から」に寄稿させていただきました(2020年7月24日号)。 ぼくの立場はいつもと同じ。メディア論の観点に立ちながらも、狭義の「メディア」に限らずジャンル横断的に人文書の新刊...
エッセイ

オリンピックの代わりに「GoTo」が始まった日

本日2020年7月22日は、もともと2020年東京オリンピックが開幕するはずの日だった。ところが現実にはオリンピックは延期されてしまい、その代わり——というわけでもないのだろうが、結果的にこの日に開始されたのは、「GoTo」ナント...
メディア論の視座

ヨルダン行きの列車に乗って 7——基層としての黒人霊歌

ザ・インプレッションズの名曲 People Get Ready の歌詞を、北米における黒人の歴史と文化に即して理解してゆく話その7。前回(その6)はこちら。 前回(その6)では、歌詞中の列車がなぜヨルダン行きなのかという前々...
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