本を読む

本を読む

自粛生活の読書——内田百閒『東京焼盡』

自粛生活の読書にふさわしい本のひとつといえば、内田百閒『東京焼盡』である。書棚から中公文庫版をひっぱり出してきて、ぽつぽつ拾い読みしている。 昭和19年11月1日から昭和20年8月21日までの日記。米軍による空襲が日増しに烈しくなり...
著作・寄稿のお知らせ

日経新聞に書評を寄稿

日経新聞に書評を書かせていただきました。今回とりあげたのは、森貴史『踊る裸体生活――ドイツ健康身体論とナチスの文化史』(勉誠出版)です。
著作・寄稿のお知らせ

『世界を変えた100冊の本の歴史図鑑』の書評執筆

『週刊読書人』2015年12月4日号に『世界を変えた100冊の本の歴史図鑑』(原書房)の書評を寄稿させていただきました。
著作・寄稿のお知らせ

シリーズ〈本の文化史〉の書評を書きました

『週刊読書人』2015年8月14日号にシリーズ〈本の文化史〉(平凡社)の書評を寄稿させていただきました。対象としたのは、第1巻『読書と読者』(横田冬彦編)と第2巻『書籍の宇宙』(鈴木俊幸編)です。機会あればご笑覧ください。
本を読む

バタイユ『ヒロシマの人々の物語』

広島と長崎に原爆が投下されてから70年がすぎた。あの経験をどう捉え、どう考えるかについては、いろんな立場や考え方があるだろう。そのなかで、バタイユのヒロシマ論は、いかにもバタイユらしい観点から独特の示唆を与えてくれるものだ。 そのちい...
著作・寄稿のお知らせ

読書人2015年上半期アンケート

今年も『週刊読書人』(2015年7月24日号)の上半期アンケートに寄稿させていただきました。今回ご紹介したのは、つぎの3冊です。 トッド・マクレラン『分解してみました』金成希訳(パイ・インターナショナル) 森敏・加賀谷雅道『放射...
本を読む

映画の荒野を走れ

なかなかに痛快な書である。『映画の荒野を走れ──プロデューサー始末半世紀』(上野昂志・木村建哉編)。映画プロデューサー伊地智啓へのインタビューがまとめられている。書名はいうまでもなく『濡れた荒野を走れ』(澤田幸弘監督、1973年)のもじりだ...
カワサキW800

MotoNavi 片岡義男特集

書店でみかけ、つい買ってしまった。こういう雑誌のあることを初めて知った。 予想したとおり、特集のトーンは編集者の思い入れに彩られていた。気持ちはよくわかるのだが、それが先行するあまり、ややノスタルジーに傾きすぎてしまった印象で...
著作・寄稿のお知らせ

読書人の読書アンケート2013

今年も『週刊読書人』の上半期読書アンケートに寄稿させていただきました(7月26日号)。今回紹介したのはつぎの3点です。 佐倉統『「便利」は人を不幸にする』新潮選書 西山輝彦(写真)内田信平(文)『建材工場』エクスナレッジ ロ...
著作・寄稿のお知らせ

読書人上半期の収穫

今年も週刊読書人の読書アンケート「2011年上半期の収穫から」に寄稿させていただきました(7月22日号)。今回選んだのはつぎの3点です。 小野原教子『闘う衣服』(水声社) 伊藤昌亮『フラッシュ・モブズ』(NTT出版) 梅棹忠...
タイトルとURLをコピーしました