ディズニーランド化する社会で希望はいかに語りうるか

メディア論の視座

強権的態度と反知性主義

現政権の特徴のひとつとして、「強権的」と表現してよいだろうその政治手法ないし態度があげられる。具体的には、法の正当な手続きを無視し、そのときどきの自己の都合で恣意的な判断をしたうえで、その理由を説明せず、あわせて異論を封殺してはば...
メディア論の視座

アトラクションの源流を歩く――プラーター公園の観覧車とミュージアム 3/3

プラーター公園にいった話その2のつづき。 人間の形をしたモノ、というのも重要なモチーフである。 これは人体模型。かなり精巧な出来だ。なまめかしくさえある。 背後からわざわざ内臓を見せたりもする。これも建前や名目はど...
メディア論の視座

アトラクションの源流を歩く――プラーター公園の観覧車とミュージアム 2/3

プラーター公園にいった話その1のつづき。 観覧車のちかくにプラーター・ミュージアムがあった。 ロビーで、おじさんがおばさんとソファに座って話し込んでいた。そのおじさんがミュージアムの店番だった。ぼくが館内に足を踏み入れよ...
メディア論の視座

アトラクションの源流を歩く——プラーター公園の観覧車とミュージアム 1/3

遊園地や遊戯機械(アトラクション)は、テクノロジーと身体が結びついた新たな経験をとおして、身体と知覚を改変・再編成してゆく代表的な場所であった。拙著『ディズニーランド化する社会で希望はいかに語りうるか』のなかでも述べたとおり、ぼくはそう考え...
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国際シンポジウム「〈日常〉とは何か──西欧の場合、日本の場合」

今週末に「〈日常〉とは何か──西欧の場合、日本の場合」という国際シンポジウムがひらかれます。ぼくも登壇します。 日にち:12月5日(土)6日(日) 場所:青山学院大学 青山キャンパス17号館6階、本多記念国際会議場 参...
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ディズニーシー音マップなど公開

2月にゼミ生たちだけで調査してきた東京ディズニーシーの音環境。それを地図の形にまとめたものを公開しました。 今回は、夏に東京ディズニーランドで実施したときの経験を活かして、よりよい調査ができたようです。 また、ぼくの...

謹賀新年2015──原発PR施設について

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 元日はいつものように近所の天満宮に初詣へゆき、その足でぐるりと散歩してきただけ。北風がことのほか冷たく、幾度か小雪が舞った。 昨年はおかげさまで単著や共著など...
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東京ディズニーランド音マップ公開

夏に調査した東京ディズニーランドの音マップ、おかげさまでぶじに完成し、公開の運びとなった。ゼミの別館サイト内の「ディズニー調査」のコーナーにアップしてある。ぜひご笑覧ください。 今回は、あまり先例もないことから、まず調査方法か...
2014北海道 Defender

桃岩荘と参加体験型

礼文島を歩いたときの記録を「さんぽのしっぽ」にて公開した。 ところで、この記事を書きながら、つらつら考えたのが、桃岩荘のこと。 桃岩荘には、ぼくは二十数年前に一度泊まったことがある。そのときは、礼文島の西海岸を縦断する「...
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出版イベント満員御礼

本屋B&Bさん(下北沢)にておこなわれました拙著『ディズニーランド化する社会で希望はいかに語りうるか──テクノロジーと身体の遊戯』(慶應義塾大学出版会)のイベント、おかげさまでぶじ終えることができました。 ちょうど皆既月食の真っ最中。...
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