本屋B&Bさん(下北沢)にておこなわれました拙著『ディズニーランド化する社会で希望はいかに語りうるか──テクノロジーと身体の遊戯』(慶應義塾大学出版会)のイベント、おかげさまでぶじ終えることができました。
ちょうど皆既月食の真っ最中。にもかかわらず、思いがけないことに大勢の方がたが集まってくださり、なんと満員御礼。
お運びくださったみなさん、本当にありがとうございました。
当日満席といわれ諦めて帰られた方もいらっしゃったそうで、申しわけないことをいたしました。またなにかの機会にお会いできればとおもいます。
お出でくださった方がたに満足していただけるような話ができたかどうかは心許ないのですが、ぼくの拙い話から、いろいろと論点を引きだし、みごとにまとめてくださったのは、恩師水越先生です。特別ゲストとしてお招きしたつもりでおりましたのに、先生は、まかせておけといって、あえて司会進行役をかって出てくださいました。頭があがりません。
拙著のあんな辺境的・変態的でマニアックな議論に興味をもってくださるひとがこんなにいたというのが、個人的にはおどろきでした。同時にとてもうれしく、励みになりました。
これからも、あちこち歩き、拙いなりに粘りづよく考え、こつこつ書いていきたいとおもいます。