ジブリ

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映画『借りぐらしのアリエッティ』

ひさしぶりに《あ》と《くんくん》と一緒に観に行った。いちおう夏休みらしいこともせねばね。 ジブリの新人監督デビュー作といえば過去の例からみて一種の鬼門なのだが、今回の米林宏昌監督は、まずまず健闘していたというのがぼくの意見である。 ...
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映画『バッタ君町に行く』

アニメーション映画史上の傑作とされるフライシャー兄弟の作品である。今回はニュープリントで劇場公開とのことだが、ぼくが観るのは初めてだ。場所は最近ヒューマントラストシネマと名を変えた映画館、観客は7人だった。 まだ長編アニメーション映画...
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映画『カールじいさんの空飛ぶ家』

煎じ詰めれば、冒頭の約10分間がすべて、という作品である。 この短い時間で、主人公カールじいさんの75歳にいたる人生を一気に回顧する。むろん漠然とではなく、本作品の主題に即して。この間の台詞はきわめて限定的であり、原則としてアニメーシ...
エッセイ

堀田善衞を読む

今秋、堀田善衞の本が2点刊行された。『上海にて』の復刊、そして『堀田善衛上海日記──滬上天下一九四五』である(いずれも集英社)。それに触発されて読みはじめ、以来続けざまに読んでいる。読むのは電車車中や寝床のなか。至福の時間である。 横...
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映画『崖の上のポニョ』

最近一本の映画を二度観ることが多い。《あ》によれば、昔からそういう癖だという(そうだったっけ)。この作品もやはり二度劇場へ観にいった。二度目のほうがよかった。 内容的に突っ込むべきところは少なくない。てんこ盛りの諸要素はうまく噛みあわ...
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