メディア論の視座ヨルダン行きの列車に乗って 1—— People Get Ready (1965) カラマズーにて(ミシガン州、著者撮影) 前回触れたマーヴィン・ゲイの What’s Going On は70年代に入ってからの曲だが、それよりも前、1960年代にも、公民権運動を背景にした曲は少なくない。 ザ・インプレ... 2020.06.26メディア論の視座
メディア論の視座What’s Going On のアクチュアリティ モータウン・ミュージアム(ミシガン州デトロイト、著者撮影) マーヴィン・ゲイの名曲 What’s Going On が、1960年代後半の公民権運動やベトナム反戦運動の高まりを背景に書かれたことはよく知られている。この曲にはこれまで... 2020.06.22メディア論の視座
メディア論の視座21世紀の「奇妙な果実」 ビリー・ホリデイの代名詞ともいえる「奇妙な果実」(1939年)は、20世紀ポピュラー音楽を代表する名曲のひとつである。 最初に書かれたのは1930年のことだったという。作詞・作曲はルイス・アレン(本名エイベル・ミーアポル)というユダ... 2020.06.20メディア論の視座
薪ストーブ今年も薪づくり その2 今年も薪ストーヴ用の薪づくりをした話のつづき。前回は、原木をチェンソーで玉切りにしたところまで。 玉切りのあとは、薪割りである。 基本的には、ぼくはぜんぶ手割りする。エンジン式の薪割り機があれば、作業が早くて楽なのだが... 2020.06.14薪ストーブ
メディア論の視座「間違い」をめぐる二つの制度——トランプの言動から考える権力の分散と集中 3 その1、その2からのつづき。 権力者がけっして「間違わない」制度 たしかに局面にかぎれば、権力集中体制は、上意下達で無駄がなく効率的に映ることもある。しかし、中長期的に見たときには、その強権的な顔貌と相反し、あ... 2020.06.09メディア論の視座
メディア論の視座「間違い」をめぐる二つの制度——トランプの言動から考える権力の分散と集中 2 その1からのつづき。 もしトランプの連邦軍投入が現実化していたら? もし万が一にも、トランプが連邦軍を私兵のようにつかい、自国民である抗議者たちに向けて使用していたとしたら、どうなっていただろう? 軍の権威は失墜... 2020.06.09メディア論の視座
メディア論の視座「間違い」をめぐる二つの制度——トランプの言動から考える権力の分散と集中 1 ラファイエット広場側から見たホワイトハウス(著者撮影、2017年12月) トランプの連邦軍投入発言 トランプ大統領の言動が、中国共産党のそれに似てきた。 全米にひろがるBlack Lives Matterの抗議活動をめぐ... 2020.06.09メディア論の視座
メディア論の視座「コロナで世界は変わった」のか? 「アフターコロナ」「ニューノーマル2.0」「新しい生活様式」などといった類いの言葉が象徴するように、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大以後の世界のあり方をめぐって、「すっかり変わってしまった」とする言説が飛び交って... 2020.06.05メディア論の視座
薪ストーブ今年も薪づくり その1 原木をたくさんいただき、材木屋さんの店先みたいになった。ありがたいことである。 これらはすべて薪にする。 まずチェンソーで玉切りだ。玉切りとは、原木を適当な長さにぶった切ること。お料理でいう筒切りをイメージするとよい。... 2020.05.24薪ストーブ
メディア論の視座大学時代に「危機」に遭遇するということ ぼくのまわりにいる学生も含めて、大学生のこの時期にCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)をめぐるこの一連の「危機」に遭遇したことを、不運だと考えているひとは少なくない。無理もないとおもう。大学へ入構もできないどころか外出さえ... 2020.05.21メディア論の視座