ホーム > ディフェンダー110 > ひるね号ドア開かず

ひるね号ドア開かず

先日の投稿(「ひるね号の運転席に水たまり」)で触れたとおり、ディフェンダー「ひるね号」の運転席側のドアが、一度閉めてしまったらさいご、開けられなくなってしまった。

症状がでたのは、車から離れるために、いつものようにキーレスのリモコンでをドアロックしたあとのことだった。そのときは問題なくロックしたのだが、車に戻ってきてアンロックのボタンをしてみると、運転席だけ開かない。

ドアロックが解放できないような状態である。ドアを開けるさいに押すノブの横のボタンを押してもカチッと反応せず、ずぶずぶと沈み込むだけ。ロックされているときだと、こんな感じなのだ。キーを差し込んでも、だめ。

さいわい、ほかのドアは開いたので、そこから乗りこみ内側から開けようとした。だが、室内側のドアレバーを引いても手応えがなく、ドアは開かない。

いろいろやっているうちに、右手で、ドアの上部にあるドアロックのボタンを少しつまんで上げておきながら、左手でドアレバーを引くと、内側からドアが開いた。

しかし、いったん外に出てドアを閉めてしまうと、外からは運転席側のドアは開けられない状態に変わりはない。

そこで、販売店の方に教えていただいた情報をもとに、運転席側のドアのトリムパネル(内張り)をはずして、調整してみることにした。

とりたてて詳しい知識もスキルもないので、内張りをはがすのも大変だった。開けてみたものの、何がどう不具合なのかもよくわからない。それでも、ドアロックボタンやドアレバーをいじっているうちに、なんとなく見当がつけられるようになった。

結論からいうと、どうやらドアロックボタンから真下に降りているロッドを途中で結合している金具のネジが、少しゆるんでいたようだった(写真の矢印1)。このネジを介してもう一本のロッドが、下のほうにあるキーレスのアクチュエーターから上に向かって伸びてきているのがわかるだろう(写真の矢印2がアクチュエーターの先端部)。

ドアが開けられない状態であったとき、よく見てみると、アンロックしてもドアロックボタンが完全に上まであがらず、中途半端な位置にとどまっていた。そのため、ドアロックボタンから真下に伸びているロッドが十分に引きあげられず、つねに中途半端にロックがかかっているような状態になっていたようである。

そういうわけで、写真の矢印1のネジとロッドの位置を調整し、ネジを締め直したところ、ロック、アンロックで、カチカチと手応えがするようになった。なお上の写真は修理したあとの、アンロック時のものです。

これで開閉可能になった。直接の原因はよくわからないが、心当たりがないわけではない。ドアが開かなくなる直前に、ポケットに入れたキーレスのリモコンがしゃがんだ拍子に圧迫されて、何度かカチカチと連続的にスイッチが入ってしまったことがあった。そのときのショックでロッドを留めているネジがゆるんだのかもしれない。あるいは、たんにディフェンダーの振動が原因なのかもしれない。

いずれにせよ、これで運転席に直接乗り降りできるようになった。助かった。

なお、ドアの内張りをはずす手順については、基本的にはヘインズのワークショップマニュアルにあるとおりにやったのだが、じぶんのためのメモとして別稿にて記す。