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ガジェット・買物 Archive

iPadのケース

iPadのケースが届いた。ネットで発注してから5週間。DODOcaseという商品で、ドードー鳥の絵をあしらったタグがついている。

iPhoneはケースもプロテクタも何もなしにつかっているが、iPadは大きくて重いので、剝きだしというわけにもいかない。かといって適当なものをつかうのも嫌で、いろいろ探して見つけたのがこれ。

見た目はモールスキンそのもの。束のように見える部分が竹を削ってできており、四隅に薄いラバーが張ってあって、そこにiPadを嵌めこむ。モールスキン同様、表紙というか蓋を閉じているあいだはゴムをかけておける。ひらいて蓋を180度回転させると、書見台のように傾斜をつけてつかえる。

サンフランシスコにある小さな会社がつくっているらしく、同社のサイトやYouTubeで、社長らしい青年が自前で撮影したらしい、なんとも素朴なプロモーションビデオを観ることができる。

Bluetooth イヤホン

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Bluetoothのレシーバー(Sony DRC-BT30)とイヤホン(Shure SE115)を買った。イヤホンのケーブルを直接iPhoneに刺さなくても、無線で音声が届く。ヨドバシで店員さんに教えてもらって、一体型ではなく、レシーバーとイヤホンを別に買うことにした。これだとイヤホンをいつでも交換することができる。

Shureのイヤホンはケーブルが短いのでレシーバーに刺してつかうのにちょうどよいと勧められた。初めてのメーカー、1万円近くした。耳穴につっこむ部分がシリコンか何かでできていて、少し押しつぶしてから耳に差しこむ。するとかなりしっかり密閉される。

無線なので音質は諦めてくれといわれていたものの、音は意外によい。いままで耳かけ式の安物をつかっていたので比較対象のレベルが低すぎるせいかもしれないのだけれど。ただし、歩きながらだと、足が着地するときの衝撃が伝わってきて、もごもごと妙な感触がする。

レシーバーも、充電さえしてしまえば、iPhoneに認識させるペアリング作業はいとも容易くできる。動画再生時には音声が遅れるタイムラグが気になるかもしれないという話だったが、いまのところそんなことはない。ストップや巻戻しといった操作スイッチはあるものの、iPhone OS側の事情でつかえない。通話機能もついているが、まあ保険みたいなものだ。

ぼくのiPhoneには音楽はなく、1月におこなわれたジョブズのキーノートスピーチの動画だけが入っている。英語の聞き取り練習を兼ねて、それをくりかえし聞きはじめた。

GX200+VF用のケース

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GX200用のケースが届いた。

購入時の記事で、suonoのGRD3用ケースがそのままつかえると書いたのだが、けっきょく同じsuonoのLumix GF-1用のケースを買うことにした。

理由は3つある。

第一に、GRD3用でもGX200本体は収まるのだが、ややタイトであり、とくに急いでいるときなど、実使用時に出し入れしにくそうにおもわれた。もう少し寸法に余裕がほしい。

第二に、ぼくの買ったGX200はVFキットである。ファインダーを付けた状態で収まるケースが望ましい。ファインダー装着状態で寸法を実測したところ、このGF-1用がほぼ適合しそうにおもわれた。

第三に、寸法上の違いにかかわらず値段は同じ。

というわけで、ややチャレンジングではありながら注文、二日で到着した。さっそく試して見ると、狙いどおりにちょうど収まる。よかった。

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ふたつのケースをならべてみた。ほぼひとまわり、大きさに違いがある。この差は実質的にはファインダーの有無に拠る。素のままなら、GRD3用ケースでもほとんど問題ないだろう。

またカメラを買う

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またカメラを買った。2月は入試シーズンであり、個人的には物欲の風が吹き荒れる季節でもある。

買ったのはリコーのGX200である。もうVFキットしか残っていなかった。ヨドバシで値札57900円(ポイント15%)のところ、いろいろ話して53000円(ポイント15%)で予備バッテリをおまけしてもらった。

GX200にしたのは、同じリコーのGRD3を気に入ったからだ。GRD3は単焦点なので、これとは別にズーム付きのものが必要になったのだ。

とはいえ一年半前発売の古い機種である。リコーの現行機種はGXRというやつなのだが、これがレンズ・撮像素子のユニット交換式という摩訶不思議な方式を採用した代物だ。でかくて重く、おまけに高価。選択肢には入れられない。キヤノンのG11あたりでも悪くはないのだが(値段も安いし)、ちょっと大きくて重い。大きく重いのでよければ、一眼を持ちだせばいいに決まっている。コンパクトでそこそこの画を撮ることができるから意味があるのだ。となると選択肢はあんがい狭い。やはり2008年夏発売であるパナソニックのLX3と迷った末、レンズの出来と操作系を考えてGX200を選んだ。

ネックストラップは児島商店の革製のものを発注した。GRD3もこの製品で吊っている。細身で目だたず、ぐあいがよい。

問題はケースである。ヨドバシあたりで売っている汎用品に良いものはない。GRDにせよGX200にせよふつうのコンデジとちがって横のまま吊ることができる。その状態で出し入れができるケースがほしい。

GRD3用にはsuonoの専用ケースを手に入れた。以前に買ったMacBookAir用インナーが個人的にヒットしたのである。素材も仕上げもデザインもたいへん気に入っている。

しかしsuonoのラインナップにはGX200用と明示されたケースはない。GRD3用ケースのページには「「リコーGX200」はサイズが異なりますので本ケースに収納することはできません」とわざわざ注記してある。ところが、試しにGRD3用ケースにGX200(別売りレンズキャップ付き)を入れてみたら、ややキツくはあるものの、ちゃんと収まる。なんだ、これでいいではないか。

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というわけで、GRD3用ケースをまた注文しなければならない。

なお本記事の写真2枚は古いIXYで撮った。

GR Digital III

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リコーのデジカメ GR Digtal III を買った(この写真はD300で撮ったもの)。

もともと広角が好きなので、28mm単焦点のGRレンズはうれしい。過去の二代は見送ってきたが、三代目は発表の時点で、もう買うつもりでいた。先日Amazon.co.jpでの販売価格が60000円になったのを機に、いつも行く秋葉原のヨドバシカメラに出かけていった。

ヨドバシの値札は、発売以来ずっと79800円だ。事前にネットで、価格.comやキタムラの相場は調べてある。店員さんにダメモトで「最安値と同じでなくてもいいのですけれど」と相談をもちかける。ヨドバシの延長保証をつけたいので、条件があえば買いたい。話は早く、Amazon.co.jpの値段を基準に、その10%増しの66000円(税別)でまとまった。10%増しの根拠は、ヨドバシのポイントをつけてもらうためである。

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さてGRDIIIのファーストショットがこれ。羽田空港ターミナル1に展示された鈴木康広さんの作品「まばたきの葉」である。シンポジウムに登壇する直前に撮った。オート撮影モードで、ほぼカメラにおまかせ。RAWで撮影したが、とくに調整することもなく、そのままJPEGに書き出してみた。

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こちらの写真は散歩の途中に撮った。やはりRAWで撮影し、JPEGに書き出したもの。f4.5, 1/2000, ISO64。Apertureで露出をやや暗めにし、ホワイトバランスも若干いじって、赤かぶり気味だったのを調整してある。

あれこれ細かく設定できるのがGRDの売りだという。ぼくはまだ、まるでつかいこなせていない。とくにカメラに詳しいのではなく、ただ写真が好きなだけだから、道理ではある。少しずついじっていきたい。

iPhone 3GS

とうとう買った。一気に2台。夫婦それぞれ用である。

日曜の夕方に秋葉原のヨドバシに寄ってみた。ソフトバンクのiPhoneコーナーは黒山のひとだかりだ。一時間は待つのだという。手続きに、ではない。受付カウンターにたどり着くまでに、である。係のおねえさんに、かみさんの分もあわせて買いたいのだがと訊ねると、ひとり1台限りなので、奥さまはご本人さまに来ていただかねばなりませんという。やむをえまい。つぎの予定があったので、その場はいったん退却した。

翌朝、朝一番に出直し。2台まとめて購入するのはあきらめ、さしあたりぼくの分だけ買うつもりである。昨日とは別のおねえさんが対応してくださった。申込書に「家族割引」とあるのに目をとめて、どういうことかと訊く。事情を説明すると、上司のところへ相談に行く。

戻ってきた彼女はこういった。「昨日は奥さまもご一緒に来られていたのですが、お買い物でちょっと離れておられたわけですよね」。えーと、そうじゃなくて、といいかけたら、おねえさん、すかさず「ですよね!」と「ね」の部分に強力なアクセントをおいて重ねていう。あ、そういうことか。「そ、そうです」

するとおねえさんは、では2台(2回線)お申込みいただけます、という。その代わり──なのかどうかは知らないが、昨日は申込みの義務はないといわれていた基本オプションパックなるものに入らなければならないという。留守電や割込やグループ通話がセットになってお得ですというオプションなのだが、ほとんど通話しないのだから、ぼくには必要ない。抵抗したが、翌日解約してかまわないから、とにかく新規契約時には入ってくれなければならないと押し切られる。いずれにせよ、ソフトバンクというのは、一晩はさんだけでずいぶん話のちがう会社である。

こうして当初の目論見どおり、2台のiPhoneを手にすることになった。

ちなみに、事前に調べていったとおり、秋葉原のヨドバシでは、Wホワイトへの申込みの強制はなかった。「頭金」と称して代金を上乗せされることも、むろんなかった。

割賦ではなく一括で購入し、キャンペーン適用としたから、月に1900円ちょっとの割引分はまるまる月々の利用料から引かれる。通話はほぼしないからホワイトプランだけで十分。いっぽう変動式のパケット定額フルとやらのほうはたちまち上限に達してしまうだろう。ぼくのつかい方からして、支払いは毎月だいたい一定額で安定的に推移するのではないかと予測している。

ゴミ箱を買う

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キッチンのゴミ箱を新調した。ヒューマンスケール社という米国の会社の製品だ。ゴミ箱としてはそれなりにいい値段がするが、質感も使い勝手もよい。

これまでは、十年以上前に通販で買ったものをつかっていた。全体はFRPか何かでできていて、足でペダルを踏むと蓋が上にパコッと開く。便利だったので、今回も同じようなタイプを探してみた。うちに送られてくる通販カタログをみて、候補をあげてみた。だが、どれもいまひとつピンとこない。ネットで探して、このヒューマンスケール社のゴミ箱を見つけた。何種類かあったが、ぼくが選んだのは、蓋が両側に開くバタフライ式というやつだ。

全体はステンレス。シンプルなデザインだが、細部までよく考えられている。ペダルは軽く、踏んだ勢いで本体が動くようなことはない。バタフライ式だから気密性はいまひとつ。ゴミ箱の内部に引っかけるビニール袋の口は、まめに結んで閉じておいたほうがよさそうだ。

ゴミ箱ひとつだが、適当につくられたものと、ゴミを捨てるという行為をよく考えたものとでは、ずいぶんちがう。個々のちがいは、けっして大きなものではない。だがそれらを積分して全体として見ると、両者は似て非なるものとなる。なにもゴミ箱に限った話ではない。

仕事机製作依頼

一昨年にすてきな椅子2脚をつくってもらった吉澤俊輔くんに、こんどは仕事用のデスクの製作をお願いしている。

毎日仕事でつかう机である。装飾はいらない。シンプルかつ丈夫で長持ち。毎日眺め、なでたり触ったりしても飽きず、長く愛着のもてるものであること。それが条件だ。

ならば、ということで、再び俊輔くんに依頼した。なにしろぼくが大学生、かれが小学生のころからの知己である。

いまや俊輔くんは北海道在住の新進気鋭の木工家具作家。10月には初めての展覧会をひらいた。そのときの写真数葉が、かれのサイト「吉澤俊輔家具工房」のNewsの頁に掲載されている(こちら)。

天才くん初体験

ジーニアスバーとはアップルストア(リアル店舗)にある対面式修理相談窓口のこと。今回初めてお世話になった。わがPowerBookがとうとう不調となったためである。

PBは昨秋 Leopard にアップグレードし、その後順次バージョンをあげて、10.5.4で運用していた。ただときどき挙動が微妙におかしくなるのと、6月に一度、授業後にPBの片付けをしているところに学生が相談にやってきて、話を聞いているうちにうっかり教卓から落下(!)させてしまったことがある。その瞬間にはもう全壊を覚悟した。だが、さいわいラッチを閉じた状態で、しかも信じがたいことにほぼ水平に落下したおかげか、外装にも液晶にもドライブにもなんの障害も生じなかった(どうみても奇跡である)。

その後、既報のとおりiMacを導入したので、すべてのデータはこちらに移した。PBは当面モバイル用にしてつかうことにし、まずはHDDをフォーマットしなおしてOSも入れなおそう。そう考えたのである。

ところが、OSの再インストールがうまくゆかない。何度やっても、だめなのだ。

1回目。インストール完了後、ソフトウエアアップデート経由でアップグレード。しかし再起動せず。

2回目。Leopardインストールが完了せず。再起動するもグレーと黒の画面が交互にあらわれ、カーソルは断続的に虹色に。電源ボタン長押しして終了後、再起動するも症状変わらず。PRAMクリアするも症状変わらず。

3回目。Leopardインストール完了するも、再起動した画面にはホームフォルダ直下になんのフォルダも存在しない。Dockに「?」印が4-5個並ぶ。ホームフォルダ直下に新規フォルダ作成をしようとするも、受けつけず。電源ボタン長押しで終了後、再起動するも症状変わらず。PRAMクリアするも症状変わらず。アクセス権修復をしてみるが変化なし。AirMacに接続はできるので、ソフトウエアアップデートはかけずにアップルのサイトから10.5.4comboをダウンロードしようとするが、Safari起動せず。

4回目。Leopardインストール完了。再起動後、デスクトップのHDアイコンをダブルクリックするが開かず虹色カーソルのまま。メニューバーも消える。AirMacには接続している。ソフトエアアップデートはかけず、アップルのサイトから10.5.4comboをダウンロードして当てる。再起動するも症状変わらず。やはりアイコンはダブルクリックでも開かず虹色カーソルのまま。メニューバーも消えてしまう。

ここで自力での復旧を諦め、ジーニアスバーに予約を入れた。

さて当日。事情を説明し、上述の状況のままのPBを見せる。担当者は「問題を切り分けるために、OSをこちらで再インストールさせていただきます」という。最初はディスクユーティリティでディスクの検証。HDDに異常なし。ジーニアスバー用のHDDからOS (10.5.4) をインストール。しばらく時間がかかるというので、いったんPBをあずけ、40分ばかりのちに再訪。あれあれ、PB上で10.5.4が動いている。ジーニアスバーのインストールなら動くのだ。ありがたい、さすが「天才」。

とりあえずPBにぶじにOSも入ったことだし、しばらくこれでようすを見てもらうのがよいのではないか。担当者は、はっきりそう口に出すわけではないが、まあ、そういうニュアンスのことをいう。それはそのとおりである。だがちょっと待て。これじゃ対処療法で一時的に復旧しただけではないか。

これでは「不安」はなんにも解消されていない。不調だといってパソコンをもちこむ顧客がいちばん願うのは、何度もやってもうまくいかなかったその原因を知ることである。少なくとも、どういう方向に向かえばよいのか示唆を得ることである。でないと、このあと何か不具合が生じたさいに(いずれ生じるに決まっている)また同じことをくりかえすしかない。

しかし、担当者はぼくの質問に最小限のことしか答えてくれない。それは検証してみないとわからない。検証のためには一週間あずかることになる。そう答えるばかり。まるで昔のお医者さんみたいだ。担当者の立場を考えればそういうしかないのはわかる。わかるのだが、しかし、こちらの「不安」はまるで取り除かれないままだ。きちんとこちらの話を聞き、しっかり言葉で説明する。そういう姿勢も大切なのではあるまいか。

集中講義が迫っていることもあり、今日のところは先方の言葉にしたがって、OSX Leopard 10.5.4を入れてもらったPBをもって、すごすごと帰宅することにした。

今回ジーニアスバーを初利用してみての印象。とりあえず動くように対処してくださった。たいへん感謝している。接客対応は慇懃。けれどあるところで透明な壁によって仕切られ、そこから先には踏み込ませない京都の老舗みたい。担当者のタイプによるのかもしれないのだけれど。でも、「天才」を自称するなら、やるべきことはまだあるはず。

iMacへの環境移行

長くUSキーボードをつかってきた。銀座のリアル店舗でデフォルトのJISキーボードから変更可能かどうか訊ねてみた。だがアカデミック価格では無理との返答だった。そこでオンラインで注文することにした。ついでにHDDを750GBに増量。当然アップルケアもつける。職業柄アカデミック価格が適用されるため、これで26万円弱で収まる。ありがたいことである

発注が10日。翌日さっそく(中国の組立工場から)出荷した旨の通知が届く。15日に自宅に届いた。別途手配しておいたSanMaxのメモリに交換して4GBに。メモリスロットをカバーするメッシュの蓋は、ネジをゆるめるだけでははずれない。細めのラジオペンチでつまむと、すぐはずれた。メモリの交換自体は思いのほか簡単だ。ベロを引っぱるとデフォルトのメモリがわけもなくはずれ、代わりに新しいメモリを刺すだけ。

PBからのデータ移行は、TimeMachineのバックアップ先のHDDをFW800でつなげて実施。ユーザアカウントがPBと同じだと移行アシスタントではデータを移してくれないらしい(そういえばそうだった)。アカウントを変えたくなかったので、アプリケーション類だけを移行。データ類は手動で復元した。書類フォルダ以下は問題ないが、面倒なのはユーザ>ライブラリ内のファイル。何がなにやらよくわからない。でも短気を起こさず、ひとつひとつフォルダ内を確認して移行した。それでも移行そのものは、ほぼ半日で完了。過去に例を見ない画期的な速さである。

この方法でうまく移行できなかったのは、以下の3件。

まず、ATOK2006。これはLeopardにアップグレードしたときに相性が悪くて、支援アップデータがあったのを思い出して、それをあてなおす。その後、ATOK2008を買って入れ直した。使用感はほとんど変わらない。

つぎが、iCal。起動しても一向にデータを読み込んでくれない。そこで、PBのほうでデータのバックアップファイルをつくり、それをiMacに移して復元。これで問題なし。さいわいぼくの環境では、MobileMeもわりあい順調に稼動していることがわかった。同期もわりに迅速にできる。ただしiDiskはまだ稼動していないのか、つかえない。

最後はMS Office。まず、2004。フォントが指定どおりに表示されない。いったん削除してから再インストールしたら、表示されるようになった。ついでに、Amazonで買っておいた2008のほうもインストール。両者は共存するはず──だったのだが、そう甘くはなかった。ファイルを開いても空白のまま。文字が現れない。どうやら2004と2008のフォントが重複してしまい、アプリがフォントを見失っている状態らしい。2004のフォントがユーザ>ライブラリ>フォントに収まるのにたいして、2008はシステム直下のライブラリ>フォント内に “Microsoft” という名前のフォルダをつくって、そこに収まる。だから棲み分けられるはずなのだが、コンフリクトしてしまうようだ。理由はわからない。Fontbook.appで重複を解消しようとしてみるが、うまくいかず。けっきょく両者ともアンインストールして、2008だけを再インストールした。なんだかなあ。

これだけで済むなら世界は気楽で生ぬるいものだろう。しかし、幸か不幸か、世の中はそうできてはいない。MobileMeのメールをIMAPにしてみた。これがドツボへの第一歩だった。

初めの半日ほどは意外に快調だった。IMAPの挙動をみるため、テストメールを打ってみたり、こちらから送信するメールをMobileMeのサーバから出してみたり。IMAPを実際につかった経験がないので、どんなものなのか、感覚的にいまいちうまくつかめない。

具体的な懸案事項はいくつもあるのだが、つかってみて、ただちに解消されたことがある。メールの返信先である。MobileMeに着信したメールに返信するさい、その差出人は当然MobileMeのぼくのアカウントになる。しかし、そもそも元のメールがもともと別のアドレスに送られたものに転送をかけていたばあい、最初の発信者は送信先と異なるアカウントからの返信をうけとることになる。それでは困るばあいがあるのだ。しかし、Mail.app上からMobileMeのsmtpサーバをつかって送信するばあい、差出人とは別に返信先を指定できることがわかった。これなら、安心だ。

ぬか喜びだった。その矢先、MobileMeのメールがダウンした。いろいろ調べてみると、先週末から断続的にダウンしているらしいことがわかった。アップルのアナウンスによれば「1%のメンバーがMobileMeにアクセスできない状態」なのだという。どうもこの1%のメンバーはかなりの数にのぼるらしく、またぼくの周囲に偏在していたらしい。が、それはまあよい。

いずれにせよ、以前の.Mac時代から不安定なことでは定評のあったアップルのオンラインサービスだが、MobileMeになっても、その「伝統」がみごとに引き継がれていたことは、嫌というほどよくわかった。この先たてなおしてくれなければ、とうてい仕事にはつかえまい。やっぱり、甘くない。

IMAPの安定運用を望むなら、Gmailにすべきなのだろうか。メールはいまや生命線だ。悩むところである。

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