エッセイどんぐり細工 「こんなかから何本出てくるとおもう?」。そういって、《くんくん》が筆入れからとりだしたのは、どんぐり細工だった。ひとつ、ふたつ、みっつ。つぎつぎと出てくる。 「どんぐり独楽」。お尻のところに長い爪楊枝が刺さっている。「どんぐり... 2008.11.09エッセイ