映画を観る映画『アマルフィ 女神の報酬』 ひさしぶりに映画館へいったのに、時間の関係でこれしか観るものがなかった。 フジテレビ50周年記念と銘打たれた超大作。同社開闢以来最大のバジェットを注ぎ込んだという。フジの大功労者織田裕二を主演に据え、舞台はローマ、アマルフィとイタリア... 2009.07.30映画を観る
空と雲と光虹 おむかえの帰り、見上げると虹がかかっていた。くっきりと濃い色の虹。そして、その外側にもうひとつ、薄い虹。午後にふりだした雨が、ちょうどあがりかけていた。あわててカメラをとりだしてきた。ほどなくして日が暮れ、虹は二本とも姿を消した。 2009.07.27空と雲と光エッセイ
空と雲と光三日月 昨日の夕べの月。西の空に穿たれたみたいに光っていた。三日月、あるいは繊月にちかいかもしれない。 撮影のさらに1時間後、沈むまぎわの三日月のまわりには、花火大会の取材用なのだろうか、無数のヘリコプターの灯りがたかるようにして飛び... 2009.07.26空と雲と光エッセイ
本を読む柴野京子『書棚と平台』 大学院の後輩(というのも失礼な言い方なのだが)柴野京子さんが著書を刊行される。『書棚と平台──出版流通というメディア』(弘文堂)である。書店という空間や、出版流通のしくみそれ自体がどのようにメディアとして機能してきたかを論じる。業界... 2009.07.25本を読むその他のお知らせ
ゼミ・授業夏休みは休みではない 前期の授業が終わった。といっても、なんだかんだと業務が残っており、完全に解放されるのはお盆直前である。まだまだ先は長い。 先日、小学校の青パトのボランティアをしていたら、同乗者の方がこんなことをいう。「大学の先生は夏休みが長くていいで... 2009.07.22ゼミ・授業エッセイ
AppleiPhone 3GS とうとう買った。一気に2台。夫婦それぞれ用である。 日曜の夕方に秋葉原のヨドバシに寄ってみた。ソフトバンクのiPhoneコーナーは黒山のひとだかりだ。一時間は待つのだという。手続きに、ではない。受付カウンターにたどり着くまでに、である... 2009.07.19Apple
映画を観る映画『劔岳 点の記』 労作である。 撮影監督木村大作はじめての本編監督作品。映画作品としては、うまいとはいいにくい。演出はぎこちない。脚本は、寡黙であったり、妙に説明的であったりと、局面ごとにモザイク状だ。クライマックスは拍子抜けするほどあっけない。ラスト... 2009.07.17映画を観る
エッセイFacebook ポルトガルで知りあった米国人に紹介され、先日facebookに登録した。ぼくはこの手のSNSがあまり性にあわないらしく、Mixiも入っただけで、ほとんど何もしていない。facebookは、デジタルストーリーテリング関係の海外のひととのインタ... 2009.07.12エッセイ
空と雲と光夕べの雲 お台場にガンダムが完成した日の夕空である。 わが家では羽アリが大発生した。夜になって室内に灯りをつけると、どこからか大挙終結してくる。よく見ると大小二種類いる。大きいほうは何匹もが固まって黒い玉のようになって、電球の下でまるく... 2009.07.11空と雲と光エッセイ
空と雲と光満月の七夕 「月に雲がかかってるよ」と《みの》がよぶ。デッキにでてみると、湿った南風が吹きつけていた。その風に乗って低い雲が急速に流れている。まるいお月さまが見え隠れしている。 「夜の雲は、好きだなあ」と《みの》がいう。「入道雲とか、あん... 2009.07.08空と雲と光エッセイ