仕事用のiMacを遅まきながらLionにアップデートした。
すでにMacBookAirではLionをつかっているので、これが初めて、というわけではない。iMacのほうは、CS2などの古いアプリをいまだにつかっている関係上、しばらくアップデートを見あわせてきたのである。
Lionはダウンロード販売で、ふつうに作業を進めると、既存のOSを書き換えてしまう。だが、これまでの経験からすれば、OSのアップデート時には、できるだけクリーンインストールしたほうが無難であろう。検索してみると、App.StoreからLionをダウンロードしたのちに、DVD-Rに起動ディスクを焼き、そこから起動してインストールする方法が紹介されていた。それにしたがって作業した。
起動ディスクから起動して、インストールする前に、まずディスクユーティリティでいったんHDDを初期化しなおす。その後Lionをインストールし、完了後にTimeMachineにバックアップしてあった既存のデータを移行する。そこまで含めて半日かかった。いまのところ、とくに大きな問題は生じていない。
気づいた点としては、起動ディスクからのインストール作業中は、マジックトラックパッドでは、カーソルの移動はできても、なぜかクリックができないということくらいだろうか。
マジックトラックパッドを導入してから、まだひと月くらいしか経っていないので、ぼくの使い方がわるかっただけかもしれないのだが、ともかく、クリックできないことにはどうにもならない。
そこで、その前の7年ほどにわたり愛用していたケンジントンのトラックボールを再び取り出してきて、接続してみた。こちらのほうは問題なく作動した。むろんクリックも効く。
Lionでは、長年つかってきたCS2が動かない。新しく買い直そうかと考えないでもなかった。だが、やたらに莫迦高く、おまけに抱きあわせ販売で不要なアプリケーションまであれこれインストールさせられるアドビ商法にはほとほと嫌気がさしている。
ぼくのばあい、必要なのは、けっきょくIllustratorとPhotoshopの二つだけだ。前者は、やむなく新規に買い直した。後者については、Pixelmatorあたりで代替できないだろうかとおもっている。