入間でジープの機能美展2012を見たあと、W800でR299を北上した。
飯能市内をバイパスしたあとは、高麗川ぞいを快走する。正丸トンネルを抜け、分水嶺を越える。道の駅あしがくぼで小休止。バイクがいっぱい停まっていた。
その先、西武秩父線横瀬駅近くのセブンイレブンの脇を右に折れ、ツーリングマップルに載っている林道を走った。
どんどん山を登ってゆく。「別荘地」という看板がある。こんなところに別荘を構えるひともいるのか。やがて尾根沿いに出ると、右手に武甲山が見えた。先月も見たばかりだ。やがて武甲山は背後に消えていった。
「林道」ということだが、路面は全線舗装。ただし一部に荒れている箇所もある。通行量は少ないが、それなりにはある。幅員は狭い。うまいひとならいざ知らず、カーブでバイクを傾けてしまうと、対向車が来たときにどうしようもない。のんびり走るのが吉である。
県民の森を抜け、刈場坂峠でまた小休止。カブで来ているおじさんがいた。「向かいの山の上にトーキョーテンモンダイが見えるだろう」といって、双眼鏡を貸してくれた。
関八州見晴台は、路肩の駐車スペースにバイクを停めて、5分ほど山道を登ったところにある(下の写真の右手が登り口)。
お堂があり、立て札がたっている。木々が繁っているが、その合間から眺めることはできる。都心の方角は開けているので、新宿の高層ビル群などが見えた。スカイツリーも見えるらしいのだが、この日は薄もやがかかり駄目だった。
そのあとはひたすら山を下る。鎌北湖を抜けて毛呂へ出、鶴ヶ島ICから関越に乗って帰宅した。