昨年から始めた「東京貼り紙マップ」。今年は舞浜駅周辺に狙いをさだめ、貼り紙にくわえて、落書きも収集してみることにした。
舞浜はいうまでもなく厳密には千葉県だが、東京ディズニーリゾートと名乗っている場所もあることだし、まあ大目にみてくださるとうれしいです。
ゼミ生たちは事前に何度も下見をして綿密な計画をたて調査にのぞんだ。当日は晴天になったのはいいが、炎天下での調査となったため、暑くて大変であった。
調査範囲はいちおう舞浜駅周辺なのだが、悉皆(しらみつぶしという意味)なのであまり手を拡げるわけにはいかない。駅をでてすぐのところにある空中歩道をまず優先することにした。
この空中歩道は、左はイクスピアリ、右はボンボヤージュをへてディズニーランドへつづいている。このうち、駅前のロータリーを囲むフェンスの手すりや支柱には、かなりびっしりと落書きがされている。こんなぐあい。
支柱1本とその右側のフェンス1枚を1スロットとし、勘定してみると115スロットあった。ここに書かれた落書きを、ゼミ生総出ですべて記録した。
これら落書きのされたフェンスは、ディズニーランドのほうへ向かって少し歩くと、別の素材に切り替えられる。ディズニー側の管轄になるのだろう。すると、貼り紙はおろか落書きはまったく消えてしまう。写真はその境界部分だ。中央のレンガの壁をはさんで左が駅側(落書きあり)、右がディズニーランド側(落書き見あたらず)。
調査報告は後日上記ウェブにて公開する予定である。乞うご期待。