2013-12

エッセイ

大瀧詠一さん急逝

ついさっき、ネットで知りました。ちょっと言葉がでてきません。あまりに突然すぎる。 ぼくなどが言うまでもなく、日本のポピュラー音楽界のfounding fathersのひとり。その業績がどれほど大きいか。 ポップスやロックへの無尽...
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不在の主人公──『夢と狂気の王国』

『かぐや姫の物語』について前回書いたわけだが、それを観たときよりもさらに少し前に、砂田麻美監督の『夢と狂気の王国』を観た。 ジブリ潜入もののドキュメンタリー映画だ。──というと、べつに珍しくもないのだが、映画公開時になると必ずNHKあ...
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過ちを犯すこと──『かぐや姫の物語』

しばらく前のことだが、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』を観た。 おもしろいなとおもったのは、登場する人間たちがみな過ちを犯すことである。 広告のコピーでは「姫の犯した罰と罪」ということになっているが、罪を犯すのは主人公のかぐや姫だ...

薪割りの冬至

冬至である。好きな時節でもある。一年でもっとも日の短い日というのが、そこはかとなくベンヤミン的であるように感じられるからだろう。 この時期は薪ストーヴも本格化する。先週末と今週末は、午後に少し時間をみつけて、薪割りをした。春にご近所か...
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