iPadmini retinaを買った。128GBのWi-Fi+Cellular。これなら出先でもつかえる。
日本でまともに買うと、ソフトバンクかauのSIMロック版となり、高額の利用料が課せられるうえに2年縛り。年季があけても他のキャリアに乗り換えることもできない。つまり、いいことはひとつもない。
そこでSIMフリー版を買った。ごらんのとおり、ちゃんとドコモのLTEをつかんでいる。
香港版で、購入先はExpansysである。注文したのは年末。当初10万円超ととんでもなく高価だったのだが、だいぶ価格がこなれてきたタイミングを見計らったつもり。いまならもう少し下がっているのではないだろうか。
発注後なぜかいつまでたっても商品入荷待ちのステータスから変化がなかった。二週間ほど待ってから催促のメールをだしたら、即日出荷された。費用節約のためFedexではなくヤマト便にした。そのせいか到着までさらに4-5日を要した。
商品にはなんの問題もなかった。抱きあわせ販売の保護シートを貼ったが、うまく貼ることができず気泡だらけになった。いずれ別のものに貼り替えるつもりだ。
アップルケアプラスは、ネットで得た情報にしたがって、店頭ではなく電話で加入依頼した。最初は、なぜか渋谷店まで出頭するようにいわれたのだが、ネットでは電話で受けつけてもらえているようだがと言うと、しばらく保留されたのち、では来店できない事情があるということで電話受付します、ということになった。どういうことなのかはよくわからない。ともかくぶじに加入することはできた。
SIMは、BIGLOBE LTE 3Gのエントリープランにした。nanoSIM対応で150Mbps月933円+税(下書きを書いたあとメールが来た。4月1日からさらに値下げして900円+税になるのだという)。月間の通信データ量に制限はあるが、いまのところとくに問題はない。Wi-Fiスポットも無料でついている。契約時に3000円かかるが、イオン店頭で申し込めば980円というキャンペーン中だった。
こうなってくると、iPhoneをもつ必然性が薄れてくるかもしれない。べつにつねに最新機種にしておきたいという欲望はないので、二年縛りのSIMロック版iPhoneを買うのが、どうも気がすすまない。ぼくが独り身ならアップルストアでひっそり販売されているSIMフリー版のiPhoneを買うのだが、家庭の事情でそうもいかない。このさいケータイは通話に特化してガラケーでもいいか、という気もしている。もっとも、ケータイで通話など、もうほとんどしないのだけれど。
いずれにせよ今後キャリアは、かれらがそれだけは避けたいと願っている土管化について、その流れをもはや押しとどめることができないだろう。