今年も薪づくり その1

原木をたくさんいただき、材木屋さんの店先みたいになった。ありがたいことである。

これらはすべて薪にする。

まずチェンソーで玉切りだ。玉切りとは、原木を適当な長さにぶった切ること。お料理でいう筒切りをイメージするとよい。

チェンソーといっても、エンジン式の本格的なものではなく、マキタの電動式。つかいやすく、これでも性能は十分だ。

今年から安全のために、「チャップス」とよばれるチェンソー用のプロテクターを身につけることにした。腕にはめるものと、腰から下を保護するエプロン状のもの。これに、シールド付きヘルメットをかぶり、防刃のグローブをはめる。

おおげさかもしれないが、チェンソーにはキックバックなどの危険がつきもので、事故も少なくないらしい。ぼくはじぶんの鈍くささを身にしみて承知しているので、作業中は、慎重を心がけ、いちいち確認を怠らないように気をつけている。

原木を伐りはじめると、たちまち汗が噴き出てくる。

最太クラスの薪の直径は25-26cmほど。この太さの原木になると、ひとりでは位置をずらすのでさえ大変だ。

一時間も作業すると、チェンソーのオイルがなくなる。人間のほうもフラフラである。ここまでの玉切りの成果といえば、だいたい下の写真くらいの量だ。

作業初日の成果。このときは最太クラスの原木には手を付けられず

玉切りした原木をネコ(一輪車)に載せて、仮の保管場所まで運ぶ。ここまでが作業のワンサイクルである。

最太クラスの原木を玉切りにしたところ

これを何日かかけてくりかえし、太い原木の玉切りが完了した。これとは別に、まだ中から細めの枝が大量に山積みされたままなのだが、それはあと。

玉切りにした原木を仮に保管しておく

玉切りがすめば、つぎは薪割りだ。

今年も薪づくり その2
今年も薪ストーヴ用の薪づくりをした話のつづき。前回は、原木をチェンソーで玉切りにしたところまで。玉切りのあとは、薪割りである。基本的には、ぼくはぜんぶ手割りする。エンジン式の薪割り機があれば、作業が早くて楽なのだが...