エッセイ崇神天皇陵と景行天皇陵──山の辺の道(4/4) トレイルセンターのすぐ先に、崇神天皇陵がある。多くのナントカ天皇陵と同様、ほんとうに崇神天皇の墓かどうかはわからないらしい。なにしろ宮内庁が封印しており、調査ですら立ち入りを拒んでいるのだそうだ。 巨大な堤を登ってゆく... 2011.04.09エッセイ2011奈良
エッセイ夜都伎神社からトレイルセンターへ──山の辺の道(3/4) 山の辺の道はどこもよく整備されている。割栗石を敷き詰めた石畳にの急坂を下ると、集落にでた。木造の大きな建物がある。天理観光農園とある。薪ストーブを焚いているようだ。 ここからアスファルトで舗装された道路を少し下り、しばらく行く... 2011.04.08エッセイ2011奈良
エッセイ天理駅から永久寺へ──山の辺の道(2/4) 天理駅前の広大な広場から、アーケードの商店街を歩く。アーケードは延々と続いている。黒地に「天理教」とか「ナントカ大教会」と白文字で記されたはっぴを着たひとたちが往来する。商店には、天理教の道具や、本、服、指定の御神酒などがならべられている。... 2011.04.06エッセイ2011奈良
エッセイ山の辺の道(1/4) 天理駅からJR桜井線に併行して、山裾をたどる古道を「山の辺の道」と称している。JR桜井駅まで歩けば約16km、ぼくたちが歩いたのは、そのひとつ手前の三輪駅まで。13kmくらいはあったようだ。たいした予備知識をもちあわせていなかったの... 2011.04.04エッセイ2011奈良
エッセイ阿修羅 興福寺の境内に鹿がいた。見たかぎり、ざっと20頭。のそのそ歩いている。 実物の鹿を初めてみた《くんくん》は、たちまち気分が高揚した。近くにいた一頭の子鹿めがけ、にこにこ顔で「しかさーん」と駆けていった。 いっぽう子鹿のほ... 2011.04.02エッセイ2011奈良