メディア論の視座追悼、庄野潤三 作家の庄野潤三が9月に亡くなった。ささやかな追悼のつもりで、今月発売された『けい子ちゃんのゆかた』新潮文庫版の書評を書いた。 ここにあげるつもりで書きはじめたのだが、せっかくなので紀伊國屋の書評空間のほうにアップした。そちらにあげるほ... 2009.10.29メディア論の視座
映画を観る映画『南極料理人』 舞台は南極、それも昭和基地から1000kmも遠く離れたドームふじ基地。ペンギンはおろかウィルスさえいない。ここに住むのは、観測のため越冬している隊員たちだけだ。しかしこの作品が描くのは、かれらの本務である科学的な観測活動ではなく、タロジロ救... 2009.08.12映画を観る
著作・寄稿のお知らせ桜色の「Scripta」など 藤井仁子さんから編著『入門・現代ハリウッド映画講義』(人文書院)を送っていただいた。まだ読みはじめたばかりなのだが、ガッツリ系の書名にふさわしい、しっかりした教科書である。教科書といっても執筆者はみな若く、じっさい内容も、できあがっ... 2008.03.31著作・寄稿のお知らせ
その他の散歩旅フレキャン 「フレキャン」に行ってきた。「フレキャン」とはフレッシャーズキャンプ、つまり新歓合宿の略である。 本務校ではどの学科も、このフレキャンをこの時期におこなう習わしらしい。芸術学科のばあい、一年生と専任教員全員でバスに分乗して、一泊二日か... 2007.05.18その他の散歩旅ゼミ・授業
映画を観る映画『幸福のスイッチ』 映画『幸福のスイッチ』(安田真奈監督)を観た。「幸福」は「しあわせ」と読むらしい。たまたま空いた時間に上映スケジュールが合うという理由で、さしたる事前情報ももたずにテアトル新宿に入ったのだが、これが案外、拾いものだった。 主人公の上野... 2006.11.24映画を観る