朝日新聞

メディア論の視座

わが町で本を出す

朝日新聞夕刊1面の連載「人脈記」。先週から「わが町で本を出す」と題して、いわゆる地方出版を扱っている。適切な視点を保ちつつ、記者がテーマと対象に込める気持ちが素直にあらわれた好企画だとおもう。 じぶんの住む町で、じぶんたちのかかえる課...
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映画『硫黄島からの手紙』

2度観たといえば、クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』もそうだ。 先に公開された『父親たちの星条旗』につづく硫黄島二部作の第2弾。前作『星条旗』では硫黄島の戦闘をアメリカ側から描き、日本兵はほとんど顔すらはっきり映さ...
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号泣する男たち現象

前回「フラガール」のエントリーで、登場人物がやたらに泣いたり大声で怒鳴ったりするのは、日本映画の「伝統」だと書いた。ほかのところでも、日本映画のスクリーンは涙に溺れそうだと述べたことがある。このような印象は、べつに最近もつようになったわけで...
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