原発PR施設を見にゆく

エッセイ

フリーランチは存在しない——寿都町の「核のゴミ」最終処分場調査応募問題

北海道の寿都町が高レベル放射性廃棄物——いわゆる「核のゴミ」——の最終処分場の調査に応募することを検討している、というニュースをネットで初めて目にしたのは8月13日夜だった。 翌14日の朝刊には各紙とも記事を載せた。北海道内...
2016 ヨーロッパ

ヨーロッパに原発PR施設を見にゆく 2/2

ヨーロッパまで原発PR施設を見にいってきた話のつづき。 こちらはベルギー国境にちかいフランスのショーズ原発。標識にしたがってすすんでいったら、従業員用の駐車場までたどり着いてしまった。こんな近くまで来ちゃっていいのかな、という...
2016 ヨーロッパ

ヨーロッパに原発PR施設を見にゆく 1/2

ヨーロッパを三週間ほどうろうろしてきた。主として原発PR施設を見るためだ。そのいくつかを駆け足かつ順不同でご紹介したい。 日本にあるような電力事業者が宣伝と説得のために設置しているものだけでなく、建設されながら稼働することなく別の用途...
メディア論の視座

地層処分のシンポジウムへいこうか思案中

原発PR施設について、書きます書きますといいながら、なかなかうまくまとめられず苦闘中なのだけど、それでもしつこく調べたり考えたりしている。ちかぢか地層処分にかんする一般向けのシンポジウムをNUMO(原子力発電環境整備機構)がひらくという。そ...
ディフェンダー110

開聞岳とディフェンダー

九州へいってきた。往路は高速、復路は四国経由で、ともに陸走だ。3400km以上を走った。主たる目的は玄海と川内の原発PR施設を見に行くこと。それについては別稿を期す。 開聞岳にも登った。標高924mと高いわけではないけれど、富士山のよ...

常磐道とR6

ちょうど数日前に、楢葉町の避難指示が解除されたと報道されていたが、その北にある常磐道富岡ICと浪江ICのあいだが開通し、常磐道が全通したのは、この3月のことだった。 そのとき、開通区間を含めて、ぼくもディフェンダーでそのあたりを見てき...

謹賀新年2015──原発PR施設について

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 元日はいつものように近所の天満宮に初詣へゆき、その足でぐるりと散歩してきただけ。北風がことのほか冷たく、幾度か小雪が舞った。 昨年はおかげさまで単著や共著など...

大飯原発再稼働差し止め訴訟の判決文を読んだ

大飯原発の再稼働をめぐる裁判で、福井地裁から差し止め判決が出た。その判決文を読んだ。判決謄本は、原子力資料情報室のサイトその他からダウンロードできる。 一読した印象は、まっとうな内容である、というものだった。理にかなっており、いたって...
カワサキW800

W800で潮岬へゆく(3)──古座・那智勝浦・芦浜原発計画地、そして帰途に

前回までは潮岬への往路について記した。今回は復路である。トラックデータはこちら。 夜中に二度目が覚めた。最初はまだ日付が変わる前。お手洗いにでると、満天の星空だった。つぎは0300ごろ、酔っぱらったのか、複数人がなにやら大声で...
カワサキW800

W800で潮岬へゆく(2)──十津川村・日置川原発計画地・潮岬

潮岬への往路のつづき。 尾鷲市内のすき家で朝食をとった。この時間にひらいているお店はほかになさそうだった。寒くてたまらなかったので、温かそうな「とん汁まぜのっけ定食」というのにした。380円(+税)。 尾鷲から海沿い...
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