書物と出版

メディア論の視座

Amazon Kindle

かねて噂のAmazon謹製電子書籍リーダーKindleが、とうとう発売された。399ドル(5万円弱ほど)というから、アップルのiPhoneとちょうど同じ価格だ。といっても、当面は米国のみで、日本では発売しないらしい。そのせいか別の理由による...
メディア論の視座

大学図書館

学長選挙の翌日は京都へ日帰り。大学図書館にかんする勉強会によばれ、話をするためである。 集まってくださったのは、京都近辺の大学図書館ではたらくライブラリアンたち。「ポスト人文書時代において、人文系の学術出版はいかに可能か──「出版」再...
その他の散歩旅

市民メディアサミット@札幌

初めての参加だった。とくに知り合いもいないまま、いわば飛び込みで参加したのだが、なかなか愉しく、勉強になった。運営にあたった事務局や関係者の方々に感謝したい。 もちろん、すべてオッケーというわけではない。課題も感じられた。全体に、マス...
メディア論の視座

グーグル切断

7月5日、グーグル・ブック検索が、ついに日本語版の運用を開始した。同サービスは、米国では2004年に開始されている。書籍の全文検索を可能にするというものだ。 グーグル・ブック検索は、出版や書物という観点からすれば、決定的である。その登...
著作・寄稿のお知らせ

「ユリイカ」石井桃子特集ほか

「ユリイカ」7月号は石井桃子さんの100歳記念特集だ。 石井さんは1907年生まれというから、レヴィ=ストロースより1歳年長ということになる。ふつうにいえば児童文学者という位置づけになるだろう。同号のアンケートに回答したように...
著作・寄稿のお知らせ

夏の Scripta

『Scripta』第4号が届いた。今号は明るい青色の表紙だ。 ぼくの連載「機械と身体の縫合域」では、今回は島田ゆかさんの絵本『バムとケロのおかいもの』の助けを借りて、「買い物」というフィールドを探索している。これはさらに次号へ...
映画を観る

地獄めぐりの一日

ぼくの専門はメディア論である。具体的な研究の局面として、いまのところ出版・コミュニティ・ミュージカルという三つが柱だ。昨日は、この三つを一日で経めぐることになった。たとえていえば、「地獄めぐり」の一日である。ダンテの『神曲』とはとてもいかな...
登壇・レクチャーのお知らせ

ウィキペディアとの対談

お台場にある日本科学未来館が、 “Deep Science” というウェブマガジンを出している。そこに、ウィキペディア日本語版の管理者・スチュワードの今泉誠さんとお話をさせていただいた記事がアップされた。 記事は前後篇の二本だて。対談...
著作・寄稿のお知らせ

『Scripta』第 3 号

『Scripta』第 3 号を送っていただいた。毎号表紙の色が違う。今回はごらんのとおり渋い赤。 拙稿コテコテメディア論「機械と身体の縫合域」も連載 3 回目だ。今回は、日常生活のなかでさまざまに経験する「流されること」につい...
著作・寄稿のお知らせ

書評の見出し

『週刊読書人』に依頼されて書いた書評の掲載号が届いた。書評対象は、前岩波書店社長の大塚信一さんの著作『理想の出版を求めて』と、同じく岩波書店出身の川上隆志さんの著作『編集者』の二冊。いずれも編集部から指定されたものだ。 ところで、この...
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