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WordPress移行始末(1)

はじめに

先日述べたとおり、「散歩の思考」はWordPress(WP)に移行した。開設以来ずっとMovableType(MT)でブログを続けてきたのだが、今後当面はWPにて運用していくつもりだ。

4月後半のまるまる二週間はほぼこの移行作業にかかりきり。ようやく定常運転の可能な状態までたどり着くことができた。それもこれも、数冊の案内書と、ネット検索で得られた数々の記事によって得られた情報の賜物である。

先人たちがそうしたように、ぼくもMT→WPの移行にあたっての手順や気のついたことをメモしておこうとおもう。じぶん自身の覚書としてつけるものなのだが、こうして公開しておけば、ぼくのささやかな経験が、誰かの役にたつこともあるかもしれない。

移行を決めるまで

きっかけは、間借りしていたレンタルサーバからの連絡だった。PHPのバージョンを上げるので、管理画面からボタンをポチットナしなさいと催促する。「べつになーんにも痛くないからね」という、予防接種する小児科の先生みたいな調子の文面である。初めのうちは気づかなかったりして実質無視していたのだが、熱心に何度も同じメールが来る。

どうも変だ、これは何かあるなと踏んだ。甘言に乗せられるほど、あいにくもう若くはないのである。調べてみると、ボタンを押したとたんに、これまで動いていたスクリプトが実行されなくなるケースがあるという記載がいくつか見つかった。やっぱり。

最初に考えたのは、これを機会にMTをバージョンアップしようということだった。ずっと古いバージョン(3.2)のまま使用していたのだ。以前にバージョンアップしようとしたところ、トラブル続出だとの報をうけて見合わせ、そのまま放置していたのだ。むろん古いバージョンゆえに不便な点は多々あるし、セキュリティの観点では問題なのだが、サイトはなるべくシンプルにしたいという主義なので、ふつうに運用してゆくうえで機能面ではとくに問題はなかった。

しかしMTのバージョンアップはそう簡単ではなさそうだ。しかもバージョンは今後もあがってゆくだろうから、そのたびに面倒な作業をしなければならないのは気がすすまない。

かといって、現状のまま知らんぷりを決め込むのにも限度がある。古いバージョンゆえに情報も得にくくなっているうえ、レンタルサーバのPHPのバージョンアップの期限は遠からず迫ってくる。どのみち先は見えている。なんらかのアクションをおこさなければ、どうにもなるまい。

方針をたてる

どうせやるなら思いきって、ということで、かねて気になっていたWPへ全面的に移行することに決めた。移行するためにはあらかじめ運用中のサーバ以外にもうひとつサーバを用意しなければならない。このさいだから、ついでにサーバも移転することにした。毒を食らわば皿まで。

移行にあたり次のような方針をたてた。

  1. 新サイトのデザインは旧サイトのイメージを引継ぎつつ、より見やすい形に発展させる。
  2. MT上にある過去の投稿は原則としてすべて新サイトに移行する。
  3. 移行にともなうアクセス不可状態を最小限にとどめる。
  4. 過去の全投稿のURLを新サイトのそれにリダイレクトする。
  5. 旧サイトでは二本立てになっていたブログと通常ページとを、新サイトでは統合し、一元的に運用する。できればWPだけでそれをまかないたい。
  6. したがって、旧サイトのブログURLであったhttp://swingbooks.jp/blog/は廃止し、swingbooks.jpのみに統一する。

これを実現するために、しなければならない作業をまとめてみた。

  1. 新サーバ確保
  2. WPのテストと設置
  3. 同じく、デザインや動作の調整
  4. MTからWPへのデータ移行リダイレクトなど、移行にともなく連携措置

ここまで完了すれば、定常運転に入ることができるだろう。でも遠そうだな、道のりは。実際そうだった。