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カワサキ・W

幕張の免許センターに行き、大型二輪の免許を取得した。免許証と卒業証明書と必要書類を提出するだけなのだが、待ち時間が長く、ほぼ半日つぶれてしまう。

交付のさい、「向こう一年間は初心者扱いです」といわれて驚いた。ディフェンダーにも若葉マークをつけなくちゃならんのか。係のひとに確かめると、今回新規に取得した大型二輪にかんしてのみ、ということだった。それならそれと、最初からちゃんと説明してくれてもいいような気もする。

近くのカワサキのショップまで行き、W800を試乗してきた。びっくりするくらい車体が軽く、またがると全体に細身で、クラッチは自転車の後輪ブレーキレバーなみに軽かった。

なにしろ教習車はヤマハのXJR1300。でかい重いパワーありすぎの三重苦だった。あの巨体で低速バランス走行をやるのは、ひじょうに難儀であった。おまけにクラッチは左腕の筋が痙攣するほど重く、どうにも感触がつかみにくかった。それに比べてダブハチは、もう400ccクラスかと見まごうばかりの扱いやすさ。あっけないくらいであった。

ダブハチの対抗馬といえば、トライアンフのポンネビルT100だろう。そちらのほうは、すでにディーラーで下見をした。だが、ぼくの好みは、やはりWのほうにある。

そもそも、じぶんの歳や運動神経をかえりみず、20年ぶりにバイクに乗ろうと思い立ったのも、いまでも現役で走っている往年のW1がけっこういると知ったからだった。今年の春の終わりごろのことだ(その後9月に北海道でもW1SAを見かけたことは前に書いた)。

カワサキのWシリーズは、高校時代にぼくがバイクに興味をもつ直接的なきっかけをつくったオートバイだ。ただしその時分──というのは1980年代初頭のことだが──には、Wはすでに過去のバイクになっていた。Wシリーズが販売されていたのは、ぼくの生まれた1966年から1973年まで、70年代にはすでに4気筒マルチが隆盛となって、古き良き英国流のバーチカルツインエンジンは時代遅れと見なされるようになっていた。

大学に入ってからさっそく免許(旧中型二輪)をとり、250ccのバイクに乗りはじめた。通学に使い、北海道をはじめ、あちこちツーリングにも行った。大きな事故もおこした。そうしているうち、クルマをもつようになり、2台を維持するのは負担だったので、自然のなりゆきでバイクを降りた。

1999年にW650としてWシリーズが復活したのは知っていたが、あまり興味をもてなかった。もう二度と乗ることはないと思っていたからだった。

しかし、三つ子の魂百まで。ぼくも中高年リターンライダーの仲間入りすることになった。

教習中よく教官に、何を買うつもりですかと訊ねられた。Wですと答えると、意外な顔をされた。中高年の教習生のばあい、たいていはハーレーなのだそうだ。そういえば、卒検で一緒になった二人も、やはりハーレーを買うといっていた。

ハーレーには、あいにくさっぱり興味が湧かない。バイクやクルマ、それに鉄道など、およそ陸上を走行する乗り物にかんしては、アメリカン・テイストのものはどうもぼくの好みではないようである。

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