晩成温泉の前にW1が停まっていた。
左チェンジだったから、W1SAだろう。ぼくの好きなオートバイである。発売は1971年。ほぼ40年経過していることになる。
ていねいに乗られているのであろう、状態のいい個体であるように見受けられた。それでもエンジン下には黒い斑点。オイルの滲みだろうか。
昨日3年生の授業で訊いたところ、学生のなかで二輪免許所持者は1名だけだった。
1980年代初頭の最盛期に比べれば、国内二輪市場は1/10以下に縮小したという。デザイン上でも、「進化」が止まって久しい。
「停滞」や「縮小」とよぶべきか、「成熟」への契機だと見るべきか。