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クイズに答えて

小学校5年生の《くんくん》のこの夏休みは充実していた。吹奏楽のコンクール初出場に始まり、キャンプでは初めてテントに泊まり、近所の大学の夏期講習の水泳教室に通っていちおう息継ぎらしきことができるようになり、卓球大会に初出場した(全敗)。

しかし、それらは学校や学童や地域で面倒をみてくださった賜物である。親としては何もしてやっていない。FBあたりからは、家族旅行やらキャンプやらに行きましたなどという投稿が流れてくる。こちらとしては、まことに後ろめたい気持ちである。

そこで、夏休みのおしまい直前のある日、駆け込み罪滅ぼしをしようと考えた。ディフェンダーに乗って出かけた。

むろん日帰りだ。のんびり遊んでいるような時間も精神的余裕もない(われながらちょっと危ない状態であるような気もする)。せっかく出かけるのだからということで、行き先は、東海村と大洗町の原発関連のPR施設。これでいいのか、親として。

東京からほぼ100km。このあたりには5箇所の施設がある。

全部まわってみた。詳細は、例のごとく、いずれ。

子どもづれなりの収穫もあった。これまで、おっさんひとり旅で訪問していたときとは、少し対応が異なることがわかった。

ひとりのときは、なぜか警備のおじさんがそれとなく近寄ってくる。気のせいかもしれないが、そうなのだ。ところが、子どもづれだと相対的に、対応はやわらかい。

各館ではたいていクイズが用意されている。受付で用紙をもらい、展示をみながら、答えを探す。要所ごとに「ヒント」の札が出ていたりする。今回も2館で実施していた。

テラパークでは、大人には「一般用」を、《くんくん》には「小学生用」の回答用紙をわたされた。さすがに原発にかんするあからさまな設問はない。どちらかといえば、サイエンス寄りの設問が多い。

多くの原発関連PR施設の展示を見てきておもうのだが、サイエンスとテクノロジーがシームレスにつながり、それがいかにも自然な流れとして示される傾向が見られる。意図的な構成によるものなのかどうかはわからない。もしかすると、原子力村的な発想自体がそういうものなのかもしれない。

さて、《くんくん》はどうするのかなとおもって見ていたら、わりにまじめに答えを探しては、用紙に書き込んでいた。クイズ形式というのをちょっと甘く見ていたが、それなりに来館者に「参加」をうながす効果はあるようだ。

受付にもっていくと採点してくれる。5問中3問以上の正解で、筆箱か何かをもらった。

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