毎年9月に公立はこだて未来大学で集中講義をさせてもらっている。
授業では、短期間で一気にデジタル・ストーリーテリングの作品をつくりあげる。未来大生は、ふだん接している明学の学生たちともまた違った個性があって、おもしろい。ちょっと愉しみな気持ちをたずさえて函館へ向かうのが常だ。
道中は車。なるべく下道をつかう。町や村、田や畑、山や海、ロードサイド的光景などを眺めながら、走る。
大間からフェリーで函館へ渡る。集中講義が終わると、山に登ったり林道を走ったりする。そして島牧YHに立ち寄り、ガンゼさんやオシメさん、俊輔くんたちの顔を見て帰る。それがここ数年のパターンだ。
写真は昨年、根室の近くで撮ったもの。遠くに見えるのが落石(おちいし)岬。北海道でいちばん好きな岬である。
今年は遠くまで足を伸ばすのはむずかしそうだ。その代わり、途中でいくつか原発関連のPR施設を見てこようとおもっている。
なお、この記事はWordPressの予約投稿機能をつかって出発前に仕込んでおいた。順調ならば、東北のどこかを北へ向けてディフェンダーで走っている頃だ。