ホーム > 考えたこと > 得をしようとしすぎないこと

得をしようとしすぎないこと

長年の経験からおもうのは、得をしようとしすぎると逆効果だということだ。

「どうせ得られるものなら少しでも多く」という気持ちはわからなくもない。人間だから、もちろん損するよりは得をしたいと考えるのは自然なことだろう。でも、あまり得をしようとしすぎると、いわゆる「欲をかく」状態になる。それによって、かえって失われるものも少なくない。得することに過度にとらわれすぎると、もっと大事なものを見失ってしまう。

つまり、局面局面での利得を最大化することが、必ずしもトータルで見たときに最善の結果に結びつくとは限らない、ということだ。なぜなら、あらゆる局面でつねに勝ち続けることは、現実には不可能だから。

だから、ものごとはつねにトータルで考え、勝負にでるときかどうかを見きわめることが大切だ。勝負どころだと判断したなら、そこでは一気に攻めて勝たなければならない。しかし勝負どころばかりということはありえない。もしそうおもうのなら、それは潮目の見きわめがついていないことを意味している。

勝負どころ以外では、そこそこ勝ったり負けたりをくりかえしていい。ただし、けっしてとりかえしのつかないような負け方だけは喫しないようにする。そうすれば、いずれまた、つぎの勝負どころがめぐってくる。そこでまた勝負をかければいい。

その時どきの局面にふりまわされすぎると、大局を見失ってしまう。それでは文字どおり元も子もない状態に陥ってしまうだろう。

何十年かの人生、けっきょくのところ全体で収支があっていればいいのだから。

コメント:0

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://swingbooks.jp/2016/02/01/took/trackback/?_wpnonce=1cbdbe5a25
トラックバックの送信元リスト
得をしようとしすぎないこと - 散歩の思考 : SwingBooks.jp より

ホーム > 考えたこと > 得をしようとしすぎないこと

Related Other Sites
Recent Posts
Categories
  • ゼミ・授業 (144)
  • 考えたこと (131)
  • 日にち雑記 (240)
Pages
Monthly Archives
Search This Site
Subscribe SwingBooks
Lab & Seminar
RSS hajime-semi Blog
  • 後悔先に立たず 2016年12月5日
    こんにちは、<うにょらへ>です。いつの間にか12月になっていました。師走です。師が走る月と書いて師走ですが、今 […]
    長谷川ゼミ
Meta

ページの上部に戻る