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生活の風景のアーカイブ

借りているのものです

市川では毎年8月第一土曜日に市民納涼花火大会がおこなわれる。

先日、江戸川土手を散歩していると、早くもこんな立て看板が出ているのを見つけた。

160722gosyoku

「事前場所取りを禁止します」と強い調子で主張している。が、つい誤植を発見してしまった。

どこに誤植があるか、おわかりになりますか? タイトルの下、本文1行目のおわりのほうにある。

「借りているのものです」となっていますよね。もちろん最初の「の」が余分。

でも「借りているのものだ」というのも、語感としては悪くない。かわいらしくさえある。ちいさな子どもがむやみに威張ってみせているみたいで。

今年の花火大会は8月6日(土)開催。市川側だけでも49万人、江戸川区側はなんと90万人、あわせて139万人もの見物が集まるのだそうだ。

ぼくは人ごみが苦手なので、むろん行かない。音だけ愉しむつもりである。

街歩き都市、東京

街歩きが好きだというゼミ生がいる。卒論もそちら関係で書きたいという。もうひとりのゼミ生と三人で歩いてみようということになった。

白金の明学の正門前から出発。白金商店街→四の橋→愛育病院前→グランドハイアット前というかヒルズ前→全日空ホテル前→溜池山王駅あたり→国会裏→平河町→麹町→市ヶ谷→飯田橋と来て、水道橋で夕方になったので打ち止め。国会あたりまでのルートは、その学生がふだんよく歩く道だという。

途中カフェで一服した以外は、3時間以上ずっと歩きどおし。陽射しに照らされ、ふうふう言いながら歩いた。だがそれなりに風も吹き、汗だくとまではいかずにすんだ。グーグルマップで距離を測ってみた。10.9kmだった。

気をつけて歩くと、微地形の変化がよくわかる。ビルが建ち並ぶ以前の地形のようすを想像しながら歩くのは、おもしろい。『ブラタモリ』みたいだ。ただし個人的にはあの番組以前から、そんな自然地理学ぽいことを考えながら歩いてきた。貝塚爽平『東京の自然史』をくりかえし読んだ時期もあった。習い性である。

水道橋駅ちかくの天狗に入ってビールで乾杯した。大学で別の作業をしていたゼミ生たち数名も合流し、小宴となった。

東京の街を歩くのは愉しい。そして「街歩き」が東京ではひとつのジャンルとして成立している。

ほかの街ではどうだろうか。観光地として旧市街地を歩くということはよくあるが、東京の街歩きとはちょっと違う気がする。名古屋にいた高校や予備校時代にもよく街を歩きまわったが、「街歩き」という意識はなかった。まわりにも、そんなひとはいなかったし、「名古屋の街歩き」という表現を聞いたような記憶もない(そもそも名古屋は乗り物都市なのだが)。

東京に街歩きが独自のジャンルとして成立するのには、東京の街の構造や歴史も大きな要因であろう。でも、すべてではない。「街歩き」は言説という側面も大きいようにおもう。

8月15日の空

8月15日の空を見上げてみた。青空を背景にたくさんの雲が流れていた。

近くにある日蓮宗のお寺では本堂の屋根瓦の葺き替え工事がおこなわれていた。

本堂は震災で被災した。屋根にブルーシートがかぶせられたまま、ずっと立ち入り禁止となっていた。一年半後にして修理が始められたということらしかった。

足下に視線をおとした。大谷石の塀にひぐらしがとまっていた。じっとして動かなかった。

那須、水郡線、オープンキャンパス

2泊3日のゼミ合宿へ行ってきた。

那須のホテルに到着したのがお昼。以後、翌日の夕方に外で食事をとるために外出するまで、ホテルから一歩も出なかった。発表とディスカッションをひたすらくりかえした。

食事も発表を聞きながら合宿係がコンビニで調達してくれたお弁当やおにぎりですませた。飲み会が始められるのが二晩とも午後11時からという状態。わざわざ那須まで、みんなで引きこもりに行ってきたようなものである。

ゼミ生の発表はどれも健全に悩んでよく考えられており、議論も積極的にすすめられ、充実した三日間となった。

合宿係のなかには、旅行の手配をじぶんでするのが生まれて初めてという学生もいた。最初は何をするのも危なっかしかったが、いつのまにか、よく気がついてテキパキと仕事をすすめられるようになっていた。えらいものである。

帰路は那須塩原から黒磯で乗り換えて郡山へ行き、水郡線で水戸へ出た。車内はあんがい混んでいて、最初の40-50分はずっと立っていた。乗りあわせたひとたちの話す言葉を耳にすると、北関東を実感する。

車輌がディーゼルカーであるとか、単線とはどういうことかということなどは、ゼミ生たちはあまり気にしていないみたいだったが、拙著『アトラクションの日常』のなかで言及されていた「典型的な車窓」のひとつが展開されてゆくさまを実際に体験していたようだった。

合宿の翌日はオープンキャンパスだった。暑い最中、戸塚の横浜キャンパスまで出かけていった。

今回の担当は学科ガイダンスと模擬授業である。学生が授業でつくったデジタルストーリーテリングの作品を上映したところ、思いがけず参加者のかたがたから拍手をいただいた。ありがとうございました。一時ゲリラ豪雨が襲来したらしいが、授業の終わるころにはすっかり通りすぎていた。

その晩、右の足をひどく攣った。ふくらばぎではなく、右足の甲のところだった。夜中にも攣りそうになった。正座すると患部の腱が伸びて回避できそうな気がしたので、しばらくそうしていた。もう大丈夫かなと姿勢を崩そうとしたとたん、また攣りそうになった。何度かくりかえしているうちに、いつのまにか眠ってしまったようだった。

近所をひとまわり

入試業務もひと区切りついた。週明けには、また新たな業務たちが手招きして待っているのだが。

ひさしぶりに《くんくん》をつれて近所をひとまわりしてきた。午前中に吹いていた冷たい北風も収まり、春みたいな陽気だった。

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