生活の風景

生活の風景

青面金剛

松戸に用ができたので、歩いてゆくことにした。小一時間かかる。 表通りから一本入った住宅地のあいだを抜ける。市川のほかの多くの道と同様、狭くて、自動車ならすれ違いに難儀するが、歩くにはぐあいがいい。さいわい猛暑の日中だったせいか...
生活の風景

青パト

青パトの当番で、小学校の学区をひとまわりしてきた。 青パトというのは市が募っているボランティアだ。小学校に配備されている市の公用車(といっても簡素な軽だが)に青色燈を載せて、学区内をパトロールする。子どもの安全というのが目的だ...
生活の風景

正文館書店

東片端にある正文館書店。名古屋に帰省すると必ず立ち寄る。 似た名前のちくさ正文館もいい書店だが、ぼくがよく行くのは東片端にある正文館のほうだ。一時間から二時間ほど滞在してゆっくり棚をみてまわり、気に入った本をひとかかえ買って、...
生活の風景

まぶしい草野球

6年生になったばかりのある日、《なな》は突然、子供会の野球部に入部した。以来ほぼ毎週末、熱心に野球の練習に明け暮れている。その試合があるというので、見にいった。 行く先は、江戸川河口ちかく。巨大なパワーショベルやダンプトラック...
生活の風景

《みの》の卒業式

《みの》が中学を卒業した。生後11カ月で保育園にかよいはじめて以来14年。ともかくまあ義務教育終了までたどり着くことができた。ひと区切りである。 卒業式はごくごくオーソドックスなものだったが、なかなか気持ちのこもったよいセレモ...
生活の風景

鰯に柊

柊鰯(ひいらぎいわし)。節分の魔除けだという。 大門通り商店街で発見した。実物を見たのは初めてだ。テストとトレーニングを兼ねて持ち歩いているGX200でさっそく撮影。ズームで寄ってみた。マクロで撮ったほうがよかったかな。
生活の風景

節分

「きょうは節分だよ」と子どもたちが口々にいう。 かれらの関心は節分そのものにあるのではない。恵方巻である。あの海苔巻きを1本まるかぶりで食べたいのだ。じっさい学童では一昨日に早くもおやつで恵方巻をいただいているらしい。あわよく...
生活の風景

給水塔

たまに散歩にでかける先に、栗山配水塔がある。土木遺産で1937年の建築だというから、年齢は父とさほど違わない。ただしこちらはまだ現役。いまも一帯に上水道を供給しているのだという。江戸川あたりからだと、北総台地の西端の斜面林の上から、...
生活の風景

凧揚げ

《なな》と《くんくん》が凧揚げに行きたいと言いだした。 わが家に凧は二つある。ひとつは数年前に近所のコンビニで買ったデジモンのゲイラカイトだ。《なな》がまず放り投げてみると、たちまち風をつかまえて、あっというまに空高くあがる。...
生活の風景

消防訓練

土手に消防車の姿がみえた。いつもラジコンを飛ばして遊ぶ一団が陣どっているあたりだ。燃料が枯れ草に引火でもしたのかしらとおもった。近づいてみると、違うらしい。ラジコンはいつもと変わらずぶんぶん飛びまわっている。消防隊はラジコンなど眼中...
タイトルとURLをコピーしました