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2010南京・上海のアーカイブ

上海万博・北朝鮮館へゆく

北朝鮮館へ行こうということになった。

上海万博の会場へ着いたのは午後1時すぎ。エントランスは人影すらなく、長蛇の列に備えて並べられたとおもわれる整列用の柵ばかりがむなしくならんでいた。それでも欧州のパビリオンのならぶあたりなどは行列のできる盛況ぶり。北朝鮮館はそのちょうど反対側、広大な会場の東のはずれにある。あきらかに場所がわるい。

パビリオンの大きさだけ見れば、他館と比べてもけっして小さくはない。ファサードには大きく北朝鮮国旗があしらわれ、起源不明ではあるものの装飾らしきものさえ付されている。行列は、さすがにない。エントランスには監視カメラが2台設置されていた。

館内に入る。テレビのドキュメンタリー番組で馴染みのあるあの独特のトーンの歌とアナウンスが耳に飛び込んでくる。閑散としていた館外の印象とは裏腹に、内部はけたたましいくらいにぎやかだ。

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南京で原武史さんに会う

Nanjing Museum

帰国した。南京滞在の途中からネットにつなげなくなり、潔くアクセスを諦めた。以後、帰国まで音信不通。

発表は、おかげさまでうまくいった。通訳が入ったことだし、どのレベルまで通じているのかはよくわからないが、発表の終わった時点でなんとなく手応えがあった。ひじょうに好意的なリアクションをいくつもいただけた。責任をはたして一安心である。

お昼休み(こちらの風習らしく2時間もある)に食事をパスして抜けだして、タクシーで南京大虐殺紀念館へいった。中国語の館名は「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」。もちろん正式には簡体字だ。日本語でどう書けばいいのかよくわからないので、とりあえずWikipediaの記述に従って、こう記しておく。とにかく、南京へ来てしまった以上、行かないわけには行くまい。

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メイヨー

会議初日。いきなり全人代みたいなしつらえの会場でびっくり。中国の儀式は、何かというとこういうスタイルを好むらしい。

同時通訳がまったく期待できないということが判明した。事前に提出したペーパーを読んでいるのに近い状態である(だったら同通とはいえないとおもうのだけれど)。

じつはぼくは発表の内容を、ペーパーとは少しずらすつもりで、そのようなプレゼンテーションを準備していた。しかしそうしてしまうと、たぶん通訳不能に陥りそうである。発表の内容を急遽変更して、ペーパーの内容に即すように全面的につくりかえなければならない。

追い打ちをかけるようにして、もうひとつ問題がもちあがった。ぼくのMacBookAirをプロジェクタが認識してくれないのだ。近年ではほとんど経験のないことだが、とにかく何をやってもだめ。技術スタッフはただ「メイヨー(できません)」をくりかえすばかり。悪気はなさそうで、そういうふるまいの文化なのだ。中国は、ちょうどちょっと前の日本のビジネス界みたいに、MS植民地化しているようだ。プレゼンテーションといえばパワポ、という前提になっている。用意していったAppleのKeynoteというプレゼンテーションファイルはつかえない。

どうせ中身をつくりかえなければならないのだから、毒を食らわば皿までだ。国際会議なんて、そんなものである。

いったんKeynoteでつくったファイルを、あんまりつかいたくはないWindowsのために、PowerPoint用ファイルに書き出す。とにかく動作することだけを優先して、ギミックはぜんぶ排除。書き出したpptファイルをPowerPointでひらき、こまかい修正を施す。それでも最後に投影用のWindowsパソコンにわたしてしまうと、どうせレイアウトの崩れが生じてしまうのだが。ああ、もう嫌い。MS。

といいつつ、このあたふたぶりは、それなりに愉しい。

南京に来た

street at nanjin city

南京に来ている。成田から上海まで3時間、そのあとクルマで高速をすっとばして5時間。南京市内の渋滞に巻き込まれているうちに日が暮れた。

中国はこれが初めてである。中国に行くならこれしかないと、iPhoneに『はらいそ』とか『泰安洋行』なんかを入れてきた。高速道路の車窓に目をやりながら70年代細野晴臣のチャンキーミュージックを聴く。

いま聴くとモダンそのもの。あくまで中国ではなく「中華街」というのが、すでにポストコロニアル理論を超えている。むしろ当時よりも今日の中国を言い当てているのかもしれない。

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