夏の終わり

写真は先の金曜日の月。

8月最後の週末である。子どもたちはそれぞれ夏休みの宿題の追い込みで忙しい。

《なな》は自由研究に雲の観察日記をつけるのだといって、8月11日から毎朝デッキから定点観測で空の写真を撮っていた。プリントアウトするためにならべてみると、同じ空なのに毎日ぜんぜん表情がちがう。16日には早くも筋雲があらわれている。この夏はけっきょく暑くなりきらないまま秋めいてしまったのを、空の表情が如実に示している。

暑いのが好きというわけではないのだが、なんだか拍子抜けだ。拍子抜けつながりで、選挙にも行ってきた。政治家や大手マスコミのはしゃぎぶりばかりが目につく選挙だが、じっさいに関心も高いようだ。ふだんの選挙ならほとんどほかのひとと一緒にならないのに、今回は何人ものひとと一緒になった。

台風11号が東日本に接近中とかで、外へ出たとたんに驟雨におそわれた。8月も終わろうとしている。