今シーズン初めて薪ストーヴを焚いた。8カ月ぶりである。
夏に煙突掃除をしてもらい、炉内の耐熱板のひび割れに補修剤を塗ってもらった。写真は GRDIII で撮ったもの。黒いペーストみたいに映っているのが、その補修剤である。ついでにじぶんで錆落としした。扉のあたるあたりや天板に少し赤錆が浮きはじめていたのだ。ストーヴ屋さんに教わったとおり、紙ヤスリでこすり、CRCをかけて布でよく拭き、仕上げに耐熱ブラックを軽く吹いておいた。気が向いたときしかやらないが、この手のメンテナンス作業は嫌いではない。
薪小屋に薪をとりにゆくと、芸術的なほどの文様をもった蜘蛛の巣が張らりめぐらされていた。親指大ほどにまるまると肥った蜘蛛が、その中心にどっしりと構え、いばっていた。