ソニー NEX-5N

またデジカメを買ってしまった。ソニーのNEX-5ND(ダブルレンズキット)。初ミラーレスである。

買ったのはしばらく前、10月下旬のことだ。すでにタイの洪水の影響でソニーの工場も水没したという報道が出はじめており、店頭価格はぼちぼち値上がり傾向を示していた。

コンデジなら機種ごとに良し悪しを判断すればいいが、レンズ交換式だとそうはいかない。ある機種を一度買えば、それにともなって交換レンズを何本かそろえることになる。レンズは基本的に規格を越えた互換性がない。いったんある規格を選ぶと、とうぶんはそこから離れられなくなってしまう。

盛況にして発展途上ながら、乱立気味で先行きがいまひとつ不透明なミラーレスのなかで、ソニーを選んだ理由は何だろう?

詰まるところ、この規格がAPS-Cと大きな撮影素子をもつことに賭けたようなものではなかろうか。

マイクロフォーサーズ規格では、パナソニックのGX1に惹かれないでもないが、ニコンの1シリーズは、さすがにがっかりであった(じつはちょっとばかり期待していた)。でも、あれで踏んぎりがついたようなところもある。

手許にあったパナソニックのコンデジ、LX-5とならべ、リコーのGRD3で撮影してみた。カメラは、じぶん自身を撮影することができないということに、あらためて気づいて、ちょっとおもしろかった。

NEX-5NとLX-5。並べてみると、大きさにはほとんど違いがない。重さも、体感ではほとんど差を感じられない。(もちろん望遠レンズをつければ別。)

なりも中身も、一眼レフとコンデジの中間に位置している、ということだろうか。

難点は、MacOSXでRAWが未対応だったことだ。だがこれもつい最近、互換性アップデート3.9で対応となった。

しばらくは、こいつを相棒にしていくつもりだ。

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