先にゼミ生がブログで報告していたとおり、今年度の卒論(および修論)のタイトルが確定した。
- 「王子様」とはだれか──『セーラームーン』の構造分析
- クラブカルチャーとはなにか──音楽・ダンス・テクノロジー
- カーネル・サンダース人形はどのように立っているのか──KFC東京都23区内悉皆調査
- 人はボーカロイドになにを求めるのか──ニコニコ動画のコメント分析から
- 「みんな」はどのように意識されるのか──『Non-no』40年史から
- TVドラマ『おれは男だ!』にみる「青春」イメージ
- 賭博と反賭博──健康麻雀とはなにか
- コスプレが生成する「場」──コスプレ・イベントのエスノグラフィー(修論)
例年と同じく、多彩というか、五目味。ぼくは、これでいいとおもっている。それぞれ自分なりに必死で考え抜いた末に手に入れた題材・テーマに取り組んでいることの帰結なのだし。
旧弊な頭の持ち主から、いったい専門は何なのよ? とツッコミが入ったなら、よろこんでこう答えたい。むろんメディア論であると。
執筆状況は、さいわい全員がそれなりに順調である。昨日の時点で、少ない者で50枚(400字換算)、たいていは80-100枚くらいになっているようだ。なかには、すでに350枚以上書いてしまった子もいる。
提出は1月5日。残された持ち時間は、そう長くはない。そのなかで、それぞれ悔いのないように執筆してほしいとおもっている。